秋宝一号【シュウホウイチゴウ】(野菜)
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登録番号 | 第11370号 |
登録年月日 | 2003年 8月 19日 | |
農林水産植物の種類 | やまのいも | |
登録品種の名称及びその読み | 秋宝一号 よみ:シュウホウイチゴウ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 岡元政治 | |
品種登録者の住所 | 宮崎県都城市蓑原町1856-1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 岡元政治 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、鹿児島県大隅地方で自生している野生種の中から選抜して育成されたものであり、葉は心臓形でやや小さく、芋は細長形で粘度の強い品種である。草勢はかなり弱、つるの巻性は右、断面の形は丸、色は暗赤紫である。葉の形は心臓、大きさはやや小、長さはやや短、幅は中、葉脚部の窪みの深さはやや浅、葉の肩張りは広、葉縁のくびれの程度は中、葉色は濃緑、葉脚部葉柄の着色は有、対生葉位は高である。芋の外皮色は褐、粗滑は粗、形は細長、着生数は1、芋の長さはやや長、首部の長さはやや短である。髭根の多少は少、肉色は白、粗密は密、粘度及び変色性は強、早晩性は晩である。「自然薯(福島産)」と比較して、葉が心臓形であること、葉縁のくびれの程度が大きいこと等で、「自然薯(茨城産)」と比較して、葉が小さいこと、葉の肩張りが広いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成4年に鹿児島県大隅地方自生の野生種を採集して出願者のほ場(宮崎県都城市)で選抜を繰り返し、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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