福音寺家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/22 08:21 UTC 版)
福音寺国鐵(ふくおんじ くにてつ) 恐るべき伝説のテツ。その類稀なる体力と肉体で完乗を果たした男。また逆に、その行為によって肉体が鍛えられたとする描写もある。が、若い頃の描写によると、その肉体と体力は元より天性のものであるらしい。 妻であるさくらの死をきっかけとして表舞台から姿を消し、娘たちとも別れて自らの求道を極めるようになっている。その中でも娘たちには格別の愛情はあり、自らをエサに娘たちに様々なテツとしての英才教育を施している。しかし、テツとしての能力は、後に妻となるさくらとの交際初期に彼女に叩き込まれたものであることが、最終話で判明する。また、かなりの粗忽者で、電報に「キタク(帰宅)」と打つべきところを「キトク(危篤)」と打ち、確認せずに娘たちに発送してしまったために、3姉妹を恐怖に陥れている。 3姉妹の旅の理由にして究極の目的となっている人物。外見は並外れた巨漢にして筋肉ダルマ。遠目からでも存在が確認できるが、その行動力ゆえに3姉妹とは常にすれ違い、見つけることができない。 名前は日本国有鉄道の略称である国鉄からとられている。 福音寺さくら(ふくおんじ さくら) 国鐵の妻。すなわち3姉妹の母親。故人。旧姓は鶴見。 どのような状況下にあっても国鐵のテツとしての求道を支え続けた良妻賢母。常に国鐵と共にあり、彼の旅にもどんな状態(たとえば臨月のさなか)であっても同行していた。 母親であることを象徴するような巨乳の持ち主で、美章の胸は母親譲りであることが覗える。 一見ひ弱に見えるが、本気で怒った時の膂力は凄まじく、自分の何倍もの身長と体重を持つ国鐵を連続ピストンパンチで吹き飛ばし撃沈させるという、超絶なる身体能力を持つ。 交際初期、彼氏であった国鐵をただの蛮カラ筋肉野郎からテツに徹底教育した本人で、国鐵も「私の師にして最強の鉄子」と呼んでいることが最終話にて判明する。なお成長した娘達に宛てた遺言書では、死出の旅路に向かう人間とは思えぬほどあっけらかんとした文面で己が趣味を披瀝しており、明らかとなった母の真の姿に3姉妹は呆然としている。 名前は特急さくら号から、旧姓は鶴見線からとられている。
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