神楽清とその関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 08:18 UTC 版)
「モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-」の記事における「神楽清とその関係者」の解説
神楽清(かぐら きよし)〈30 → 45〉 演 - 新井浩文 暖の高校時代からの先輩。原作におけるダングラールに相当するキャラクター。 守尾漁業で暖と共に船員をしていたが、自分を追い越していく暖に嫉妬して幸男を唆して警察に密告させた。 暖が逮捕された後に守尾漁業を退職して地上げ屋を始め、木島に取り入って東京で建設会社「神楽エステート」を経営。下品で学や教養がなく粗野で大雑把な性格は、昔と変わっていない。 真海に付いた牛山の裏切りによって監禁され、かつて暖が受けたのと同じ苛烈な拷問に晒される。監禁中、後ろ盾の木島との闇献金疑惑と死亡説が報じられ、「俺は何もしていない」「俺は生きている」と助けを乞うも、真海に「自分の手を汚さず、邪魔な人間を潰して平然と生きる奴が最も悪質で残酷だ」と断罪される。 復讐劇終了後、暖を陥れた事も明るみに出て贈賄容疑で逮捕された。 神楽留美(かぐら るみ) 演 - 稲森いずみ 清の妻。原作におけるエルミーヌに相当するキャラクター。 かつては公平の愛人だったが、22年前に彼との間に授かった子を死産したことで別れ、銀座のホステスや政治家の愛人を経て清と結婚した。夫を愛する努力はしたが、清にとっては「権力者と自分をつなぐパイプ」でしかなく、得られない愛情を無理やり満たすために牛山に手配させた若い男たちと夜な夜な不貞をはたらいている。 真海の復讐に巻き込まれる形で安堂と肉体関係を持つが、彼が切迫早産で死産したと思っていた我が子だと知ってからは母性に目覚め、彼を守るべく清をも利用するようになる。 寺門殺しで警察に追われる安堂の国外逃亡を公平に頼むも、公平は邪魔な彼を殺害。それを知って悲嘆に暮れるが、寸でのところで救出されたことを真海から告げられ、安堂の公開捜査の記者会見に乗り込み、安堂が自分と公平の息子であること、公平の2度にわたる息子殺し(未遂)を告発。安堂は助けられて入院中で「彼は生きています」と笑顔で言うのだった。 復讐劇終了後、土屋から安堂の意識が戻ったと告げられた。 牛山直紀(うしやま なおき) 演 - 久保田悠来 清の秘書。原作におけるリュシアン・ドブレーに相当するキャラクター。 清に邪険に扱われる留美を不憫に思っていたが、立場上やむなく清に従い続けていた。 復讐劇終盤にて真海に付き、留美に大金を渡して逃がし、止めようとする清を気絶させ天野に引き渡した。
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