神宮文庫設立とは? わかりやすく解説

神宮文庫設立

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/20 16:41 UTC 版)

神宮文庫」の記事における「神宮文庫設立」の解説

明治初頭から神宮周辺整備行っていた神苑会は、神宮司庁所蔵図書などを保管するために宇治館町神宮文庫じんぐうぶんこ設立計画した1906年明治39年)に神宮文庫竣工1907年明治40年)の設立時には外宮内宮両宮蔵書14,447冊と旧林崎文庫蔵書10,978冊のほか、新規に寄贈購入分を合わせて書籍50,136冊・雑誌2,581であったが、その後蔵書増え続けた旧豊宮崎文庫蔵書散逸することをおそれた神苑会1910年明治43年)に蔵書什器のすべてを17,000円で購入したが、この購入での20,745冊で早くも神宮文庫書庫溢れてしまった。 神宮皇學館1919年大正8年)に外宮内宮のほぼ中間にあたる倉田山へ移転また、五十鈴川氾濫により書庫床上浸水被害受けていたこともあって、1922年大正11年12月神宮文庫管理神宮司庁から神宮皇學館移された事を期に神宮文庫倉田山へ移転することになった新し神宮文庫1925年大正14年8月完成1926年大正15年1月開館となったが、このときに蔵書10万目前99,800となっていた。 外宮西側八日市場にあった福島御塩太夫ふくしまみさきだゆう、徳川将軍家祈祷師務めた御師)邸の門(慶長年間作)が1935年昭和10年)に倉田山へ移築され神宮文庫の門に生まれ変わった。この門は黒門とも呼ばれ、『御師邸門』として1958年昭和33年12月22日伊勢市有形文化財指定されている。

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