神宮摂末社
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/17 00:18 UTC 版)
志等美・大河内・打懸の3社は付近を流れる宮川の洪水から地域を守る堤防の守護神として祀られた。 志等美神社の祭神は久久能智神(くくのちのかみ)。周囲の林野の神であるが、堤防の神とも伝えられる。『神名秘書』・『類聚神祇本源』は「木神」と記している。 大河内神社の祭神は大山祗神(おおやまづみのかみ)。堤防の守護神である。『神名帳考証再論』では「水霊」、『神宮典略』では「水の神にもあらんか」と記載する。 打懸神社の祭神は打懸明神(うちかけみょうじん)。打懸の「かけ」は懸税(かけちから、稲穂)のことであり、五穀豊穣の神であるが、堤防の守護神でもある。
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