社殿再建
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/30 01:18 UTC 版)
2017年(平成29年)、岐阜板垣会会長・澤田榮作が、「戊辰戦争の際に板垣退助が日光東照宮を戦禍から守った」という故事に感銘を受け、岐阜東照宮の社殿再建を発願。 岐阜市内にも東照宮があるのを知っていますか。今は伊奈波神社の境内に四社合殿で祀られています。徳川家康公は、戦いの世を終わらせて平和な日本をつくった方。ぜひ皆さまと一緒に顕彰して行きたい。そのためには独立した立派な社殿を建てて、多くの皆さまがお参りをし、幸せになって頂けるようにしたいのです。 — 澤田榮作 と呼び掛け「岐阜東照宮奉賛会」を創立。同奉賛会は、毎年6月1日に例祭を挙行し、浄財(6千万円余り)を集めて、社殿再建事業に取り組む(総工費5千万円)。2019年(令和元年)、伊奈波神社境内の山の斜面一部を造成して再建工事を着工。2019年(令和元年)10月19日、社殿再建の発起人である岐阜東照宮奉賛会会長・澤田榮作の逝去により、白橋国弘が会長に就任。再建事業を継続するが、澤田の急逝と、新型コロナウイルスの蔓延などにより、当初の社殿完成予定であった2020年(令和2年)11月より、半年余遅れての社殿完成となった。2021年(令和3年)6月1日、水戸徳川家第15代当主・徳川斉正、久能山東照宮宮司・落合偉洲らを来賓に招き、社殿再建完了式典が挙行された。
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