社殿周辺
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/30 02:46 UTC 版)
「赤城神社 (前橋市三夜沢町)」の記事における「社殿周辺」の解説
「俵杉(たわらスギ)」は、中門南側とその西隣に立つ3本のスギの大木の名称。本殿前の2本は左右一対で並ぶ。名前の由来として、藤原秀郷(俵藤太)が平将門討伐のため上野国府に向かう途中、献木として植えたと伝えられる。群馬県の天然記念物に指定。同様の伝説は一之宮貫前神社の「藤太杉」にも伝わっていることから、中世の武将による秀郷への憧れが示唆される。境内には他にも多くのスギの大木が立っている。 また「神代文字碑」として漢字が伝わる以前に存在したといわれる神代文字(じんだいもじ)の碑が残る。復古神道の遺物として明治3年3月に建碑された。碑文は平田鐵胤(平田篤胤の養子)、神文は延胤(鐵胤の子)による撰文。神文「マナヒトコロノナレルコヱヨシ」は対馬の阿比留家に伝わる阿比留文字で書かれている。 そのほか、境内東方約200m、櫃石への道の途中に所在する市の天然記念物「三夜澤のブナ」や市指定重要文化財の宝塔(赤城塔)がある。 神代文字碑(市指定重要文化財) 三夜澤のブナ(市指定天然記念物) 境内の参道 神池
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