黒目川源流域と湧水
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/27 15:36 UTC 版)
「柳窪 (東久留米市)」の記事における「黒目川源流域と湧水」の解説
現在は小平霊園内にあり、昔はさいかちの木が何本も生えていたためその名で呼ばれる「さいかち窪」(柳窪三丁目)は、地形的には黒目川の源流部にあたり、雨量の多いときに稀ではあるが林の中に湧水が出現する「幻の湧水」と言われる。黒目川沿いの天神社(柳窪四丁目)付近の湧水は、東京の名湧水57選に指定された。季節や天候により水量は変動し枯れることもあるが、透明でゆるやかな流れと伝統ある社殿、周辺の曲がりくねった道や道祖神は、昔ながらの風景を残している。 2013年(平成25年)に新青梅街道から黒目川沿いに柳窪を縦断して下流の柳橋まで約1kmにわたる遊歩道が開通した。「さいかちの道」と名付けられたこの道は、東京都指定の「雑木林のみち」の延長でもある。柳橋から下流には久留米西団地内の「しんやま親水広場」を抜ける遊歩道が整備されており、更にその先の下里氷川神社まで延伸する遊歩道は2017年(平成29年)4月に開通した。これにより新青梅街道から下里氷川神社まで黒目川に沿う約2.1kmの親水化整備区間の遊歩道が完成した。
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