さいかち窪
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/04 07:45 UTC 版)
さいかち窪(皀莢窪、槐窪とも)は、霊園内の一角(北緯35度44分43秒 東経139度29分20秒 / 北緯35.74528度 東経139.48889度 / 35.74528; 139.48889 (さいかち窪)近傍、東久留米市柳窪三丁目)を指す地名で、雑木林に覆われた直径100m余りの窪地(くぼち)である。黒目川の地形上の源頭にあたり、通常は水のない涸れ窪だが、雨の続いた後などには水を湛え、特に雨の多い年には何日も水がたまったまま沼のようになることもある。2015年、2016年、2017年と3年連続して、その後は2019年に台風19号の通過した後ここが湧出した。その前は2008年、2004年、1998年、1991年とさかのぼる。1991年は台風の大雨でJR武蔵野線の新小平駅が水没した時に湧出した。東久留米市史によれば、小平霊園が開園した1948年以前は常時湧き出す小池があったらしい。 さいかち窪を北東へ新青梅街道を渡るとすぐに黒目川の源流が現れる。小川のほとりには黒目川天神社(柳窪天神社 ; 北緯35度44分50秒 東経139度29分22秒 / 北緯35.7473度 東経139.4895度 / 35.7473; 139.4895 (柳窪天神社)、柳窪4丁目15番)があり、湧水地として「東京の名湧水57選」に選定されている。
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