磯風型駆逐艦とは? わかりやすく解説

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磯風型駆逐艦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/22 04:00 UTC 版)

磯風型駆逐艦(いそかぜかたくちくかん)は、大日本帝国海軍駆逐艦の艦級[12]。日本海軍の正式類別は天津風型駆逐艦(あまつかぜがたくちくかん)[13][14]


注釈

  1. ^ #軍艦基本計画資料Sheet15によると天津風の完成常備状態で水線長96.676m
  2. ^ #日本駆逐艦物語pp.70では『第一次世界大戦における駆逐艦のいちじるしい不足に際し、樺型の急造についで、二等駆逐艦桃型と併行して建造された』とある。
  3. ^ #海軍造船技術概要(1987)p.380では3連装2基としているが誤り。

出典

  1. ^ #日本海軍全艦艇史下巻p.556、No.1482の写真解説
  2. ^ a b #海軍制度沿革8(1971)pp.88-92『大正十五年十一月二十九日(内令二三八) 艦艇類別等級別表ノ通定ム(別表省略)』| 驅逐艦 | 一等 | 天津風型 | 天津風、磯風、濱風、時津風 |
  3. ^ #海軍制度沿革巻11-2(1972)pp.1068-1069、昭和3年2月14日(内令43)、艦船要目公表範囲。
  4. ^ a b c d e f g h i j k l #戦史叢書31海軍軍戦備1付表第一その二「大正九年三月調艦艇要目等一覧表 その二 駆逐艦」
  5. ^ a b c d e f g #海軍造船技術概要p.388
  6. ^ a b #昭和造船史1pp.788-789、附表第2 艦艇要目表
  7. ^ #帝国海軍機関史(1975)下巻p.546(第三巻、四五六頁)
  8. ^ #帝国海軍機関史(1975)別冊表20、『(第一一表)』
  9. ^ a b c d #帝国海軍機関史(1975)下巻p.544(第三巻、四五四頁)
  10. ^ a b c #帝国海軍機関史(1975)下巻pp.549-550(第三巻、四五九-四六〇頁)、五 推進器。
  11. ^ #海軍制度沿革10-1(1972)pp.567-568、大正5年10月12日内令223、「天津風、磯風」の定員制定。將校、機關將校8人、特務士官、准士官3人、下士37人、卒97人。同書p.568、大正6年1月20日内令5で「、濱風」追加、同日内令9で「、時津風」追加。
  12. ^ a b #幕末以降帝国軍艦写真と史実p.95『磯風型(四隻) 艦種一等驅逐艦 磯風(いそかぜ) 昭和10年4月除籍 濱風(はまかぜ) (同上) 天津風(あまつかぜ) (同上) 時津風(ときつかぜ) 大正7年3月九州宮崎沖に坐礁、舞鶴にて大修理。昭和10年4月除籍』
  13. ^ a b c d e #海軍制度沿革(巻8、1940)p.64『艦艇類別等級表|驅逐艦|一等|天津風型|天津風、磯風、濱風、時津風』
  14. ^ a b c d e #海軍制度沿革(巻8、1940)p.69『昭和十年四月一日(内令一三六) 艦艇類別等級別表中左ノ通改正ス 軍艦、海防艦ノ項中「日進、」ヲ削ル|驅逐艦、一等ノ部中天津風型及谷風ノ項ヲ削リ、同二等ノ部中椿ノ項ヲ削ル|潜水艦、二等ノ部中海中三型ノ項中「呂號第二十三、呂號第二十四、ヲ削ル』
  15. ^ #土国駆逐艦本邦注文(2)p.2『駆逐艦|天津風型|4|(以下略)』
  16. ^ a b #日本駆逐艦物語pp.70-71
  17. ^ #戦史叢書31海軍軍戦備1pp.242-243
  18. ^ #戦史叢書31海軍軍戦備1pp.244
  19. ^ #戦史叢書31海軍軍戦備1pp.244-245
  20. ^ a b c #日本駆逐艦史1992p.48
  21. ^ #日本駆逐艦物語p.284
  22. ^ 『駆逐艦の系譜1』p.28
  23. ^ 『駆逐艦の系譜1』p.29、艦型図
  24. ^ #日本駆逐艦史2012p.56
  25. ^ #銘銘伝2014pp.325
  26. ^ a b #海軍造船技術概要(1987)上巻p.380
  27. ^ a b #日本駆逐艦物語p.68
  28. ^ a b c d #帝国海軍機関史(1975)下巻pp.545-546(第三巻、四五五-四五六頁)、二 主機械ノ制式
  29. ^ a b #帝国海軍機関史(1975)下巻pp.552-553(第三巻、四六二-四六三頁)
  30. ^ #S9恩給叙勲調査(下)/除籍艦艇/駆逐艦(1)画像3-5
  31. ^ #銘銘伝2014pp.300-302,303-304,318-319,325-326
  32. ^ a b c d #海軍制度沿革(巻8、1940)p.206『◎驅逐艦天津風時津風磯風濱風桃柳柳樫檜命名ノ件 大正四年七月十日(達九七)軍備補充費ヲ以テ製造スヘキ驅逐艦八隻左ノ通命名ス|呉海軍工廠ニ於テ製造 一等驅逐艦二隻{天津風アマツカゼ 時津風トキツカゼ|神戸川崎造船所ニ於テ製造 一等驅逐艦一隻 磯風イソカゼ|長崎三菱造船所ニ於テ製造 一等驅逐艦 濱風ハマカゼ|佐世保海軍工廠ニ於テ製造 二等驅逐艦二隻{モモ ヤナギ|舞鶴海軍工廠ニ於テ製造 二等驅逐艦二隻{カシ ヒノキ
  33. ^ a b #海軍制度沿革(巻8、1940)p.206『大正四年八月二十五日(達一一三)本達九十七號ヲ以テ命名シタル驅逐艦中呉海軍工廠ニ於テ製造ノ「時津風」ヲ「磯風」ニ川崎造船所ニ於テ製造ノ「磯風」ヲ「時津風」ニ改ム』
  34. ^ a b #磯風浜風天津風時津風(1)p.43『天津風磯風勝力本日無事進水セリ 十月五日 呉鎮守府司令長官』
  35. ^ #磯風浜風天津風時津風(2)p.8『磯風竣工本日授受結了 二月廿八日 呉鎮長官』
  36. ^ #海軍制度沿革(巻11、1940)p.560『磯風|一等驅逐艦|全長(米)94.49|幅(米)8.53|吃水(米)2.83|排水量(噸)常備12,227/基準1,105|速力(節)34|定員數145|短艇數-|造船所 呉工廠|竣工年月日 大正5-4-5|進水年月日 大正5-10-5|竣工年月日 大正6-2-28|大砲12c/m 4|機銃2|發射管6|探照燈4|(機関)種類タービン/數3|(罐)種類 艦本式/數3|推進器數3|備考』
  37. ^ a b c d e #幕末以降帝国軍艦写真と史実p.95『磯風(起工)大正5-4-5 (進水)大正5-10-5 (竣工)大正6-2-28 (建造所)呉工廠|濱風(起工)同5-4-1 (進水)同6-10-30 (竣工)同6-3-28 (建造所)三菱造船所|天津風(起工)同5-4-5 (進水)同5-10-5 (竣工)同6-4-14 (建造所)呉工廠|時津風(起工)同5-3-10 (進水)同5-12-27 (竣工)同6-5-31 (建造所)川崎造船所』
  38. ^ #S9恩給叙勲調査(下)/除籍艦艇/駆逐艦(1)画像4
  39. ^ #磯風浜風天津風時津風(2)p.2『大正五年十月三十一日(略)濱風午前十時無事進水セリ。(了)』
  40. ^ #磯風浜風天津風時津風(2)p.14『大正六年三月十八日(略)本日午前十時造船所ヨリ本艦ヲ受領ス』
  41. ^ #磯風浜風天津風時津風(2)p.45『大正六年三月十二日(略)濱風来ル二八日引渡ノ予定』
  42. ^ #海軍制度沿革(巻11、1940)p.560『濱風(艦要目略)|三菱長崎造船所|大正5-4-1|大正5-10-30|大正6-3-28|(武装略)』
  43. ^ #S9恩給叙勲調査(下)/除籍艦艇/駆逐艦(1)画像5
  44. ^ #海軍制度沿革(巻11、1940)p.560『天津風(艦要目略)|呉工廠|大正5-4-5|大正5-10-5|大正6-4-14|(武装略)』
  45. ^ a b #S9恩給叙勲調査(下)/除籍艦艇/駆逐艦(1)画像3
  46. ^ #磯風浜風天津風時津風(2)p.5『大正五年十二月二十七日(略)時津風無事進水セリ』
  47. ^ #磯風浜風天津風時津風(2)p.46『大正六年五月廿九日(略)時津風三十一日受領ノ予定御届ス』
  48. ^ #磯風浜風天津風時津風(2)p.48『大正七年十二月二日舞鶴海軍工廠長(略)時津風起工ノ件 一等驅逐艦時津風本日起工右報告ス』
  49. ^ 進水 p.2」 アジア歴史資料センター Ref.C08021315200 『大正八年三月六日 舞鶴鎮守府司令長官 野間口兼雄 海軍大臣加藤友三郎殿 驅逐艦時津風進水ノ件 驅逐艦時津風大正八年三月三十一日進水ノ豫定 右報告ス』
  50. ^ #磯風浜風天津風時津風(2)p.49『大正九年月二月十七日舞工廠長』
  51. ^ #海軍制度沿革(巻11、1940)p.560『時津風(艦要目略)|神戸川崎造船所|大正7-12-2|大正8-3-31|大正9-2-17|(武装略)』
  52. ^ a b #海軍制度沿革4-1(1971)p.79、大正9年内令384『第一驅逐隊ヲ削リ舞鎮ノ欄ニ第三十三驅逐隊(天津風、磯風、濱風、時津風)ヲ加フ』
  53. ^ a b #海軍制度沿革4-1(1971)p.81-82、大正11年内令82『驅逐隊編成本表ノ通リ改定セラル』
  54. ^ #海軍制度沿革4-1(1971)p.74、大正6年内令74
  55. ^ #海軍制度沿革4-1(1971)p.28、大正5年12月1日附内令245。同書p.29、大正6年12月1日附内令279
  56. ^ #海軍制度沿革4-1(1971)p.74、大正6年内令93
  57. ^ #海軍制度沿革4-1(1971)p.74、大正6年内令133
  58. ^ 中川努「主要艦艇艦歴表」#日本海軍全艦艇史資料篇p.12
  59. ^ #海軍制度沿革4-1(1971)p.76、大正7年内令129
  60. ^ #海軍制度沿革4-1(1971)p.78、大正9年内令37
  61. ^ #海軍制度沿革4-1(1971)p.34、大正9年内令134
  62. ^ #海軍制度沿革4-1(1971)p.81-82、大正11年内令82
  63. ^ #海軍制度沿革4-1(1971)p.84、大正12年内令422
  64. ^ #海軍制度沿革4-1(1971)p.83、大正13年内令83『第九驅逐隊ノ大湊要港部所属ヲ削リ第十八驅逐隊ヲ同要港部ノ所属トス』
  65. ^ #海軍制度沿革4-1(1971)p.85、大正14年内令143『第十八驅逐隊ノ所属大湊要港部所属ヲ削ル』
  66. ^ #海軍制度沿革4-1(1971)p.87、昭和2年内令45『第十八驅逐隊ノ所属ヲ第一遣外艦隊トス』
  67. ^ #海軍制度沿革4-1(1971)p.88、昭和2年内令307『第十八驅逐隊ノ所属第一遣外艦隊ヲ削ル』
  68. ^ #海軍制度沿革4-1(1971)p.100、昭和10年4月1日附内令122『第十八驅逐隊ノ項ヲ削ル』


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