護衛艦「いそかぜ」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 02:59 UTC 版)
「亡国のイージス」の記事における「護衛艦「いそかぜ」」の解説
「いそかぜ」(ローマ字:JS Isokaze, DDG-183)は、作中に登場する架空のミサイル護衛艦(DDG)である。現実では計画中止によって建造されなかったはたかぜ型護衛艦の3番艦という設定で、この名を受け継ぐ日本の軍艦としては大日本帝国海軍の磯風型駆逐艦「磯風」、陽炎型駆逐艦「磯風」に続き3代目。 「いそかぜ」は、はたかぜ型2番艦の「しまかぜ」と同じ年に竣工した。はたかぜ型は、それまでの自衛艦と比べて多数のコンピューターを搭載した多機能水上戦闘艦艇であり、最有力の防空戦力と認識されていたが、その座はイージス艦の登場で奪われ、海上自衛隊へイージス艦導入が決定すると旧式艦として扱われていた。 しかし、北朝鮮の弾道ミサイル発射実験で国防に関する国民の意識が高まり世論が形成されたことから、TMD構想の日米共同開発が開始され、その構想を視野に入れた全護衛艦のイージス艦化計画が実施されることが決定。その計画の1番艦として「いそかぜ」が選ばれ、大規模な FRAM(英語版)改修が行われた結果、本来のはたかぜ型と比べて大幅に装備が変更されている。
※この「護衛艦「いそかぜ」」の解説は、「亡国のイージス」の解説の一部です。
「護衛艦「いそかぜ」」を含む「亡国のイージス」の記事については、「亡国のイージス」の概要を参照ください。
- 護衛艦「いそかぜ」のページへのリンク