石田 千とは? わかりやすく解説

石田千

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/11 23:38 UTC 版)

石田 千(いしだ せん、1968年6月4日[1]- 、女性)は、日本のエッセイスト小説家東海大学教授。

来歴

福島県生まれ、東京都育ち。國學院大學文学部卒業[2]

大学在学中から16年間に渡って、嵐山光三郎の助手を務める。2001年、『大踏切書店のこと』で第1回古本小説大賞を受賞。2011年、『あめりかむら』で第145回芥川賞候補。2012年、『きなりの雲』で第146回芥川賞候補、第34回野間文芸新人賞候補。2016年、『家へ』で第154回芥川賞候補、第38回野間文芸新人賞候補。古風な下町感覚のエッセイを書く。

2016年より東海大学文化社会学部文芸創作学科教授[3]

踏切への造詣が深く、各地の踏切を見聞している。踏切に関する著書もある。ただし、鉄道ファンではないと明言している[4]

作品リスト

単行本

  • 『月と菓子パン』(晶文社、2004年/ 新潮文庫、2007年)
  • 『踏切趣味』(筑摩書房、2005年)
  • 『屋上がえり』(筑摩書房、2006年)のち文庫 
  • 『ぽっぺん』(新潮社、2007年)
  • 『部屋にて』(角川書店、2007年)『野性時代』連載
  • 『しろい虹』(ベストセラーズ 2008年)
  • 『山のぼりおり』(山と渓谷社、2008年)
  • 『踏切みやげ』(平凡社、2008年)
  • 『店じまい』(白水社、2008年)
  • 『きんぴらふねふね』(平凡社、2009年)
  • 『平日』(文藝春秋、2009年 文春文庫、2012年)
  • 『並木印象』(平凡社、2011年) 
  • 『みなも』(角川書店、2011年)
  • 『あめりかむら』(新潮社、2011年)
    • クリ(『新潮』2004年10月号)
    • カーネーション(『新潮』2006年6月号)
    • あめりかむら(『新潮』2011年2月号)
  • 『きなりの雲』(講談社、2012年)
  • 『役たたず、』(光文社新書、2013年)
  • 『バスを待って』小学館 2013 のち文庫 
  • 『きつねの遠足 石田千作文集』幻戯書房 2013
  • 『もじ笑う』芸術新聞社 2014
  • 『夜明けのラジオ』講談社 2014
  • 『唄めぐり』新潮社、2015 
  • 『家へ』講談社、2015年 
  • 『からだとはなす、ことばとおどる』白水社、2016年
  • 『箸もてば』新講社 2017年
  • 『ヲトメノイノリ』筑摩書房, 2018.1
  • 『窓辺のこと』港の人, 2019.12
共著

単行本未収録

  • さしむかい よこならび(『小説すばる』連載、2008年3月号まで)
  • もみじ(『新潮』2013年1月号)
  • 鳥居(『文學界』2018年10月号)

脚注

脚注

  1. ^ 『すばる』2013年9月「執筆者紹介」
  2. ^ 石田 千|著者紹介|webちくま”. webちくま. 2022年12月19日閲覧。
  3. ^ 石田 千 | 教員・研究者ガイド | 東海大学 - Tokai University”. 2022年12月19日閲覧。
  4. ^ 2011年9月26日放送「ラジオ深夜便

関連項目





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