真鯉探偵事務所
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/07 06:28 UTC 版)
「エリア51 (漫画)」の記事における「真鯉探偵事務所」の解説
真鯉 徳子(まごい とくこ) 通称マッコイ。25歳。愛銃はコルトM1911。 エリア51のリトル・トーキョーで探偵業を営んでいる女性。腰まである長い黒髪がトレードマーク。命の危険も意に介さない男勝りな性格と過激な手段で、エリア51に住む人外達にすら「無茶をする人間」と認識され、一目置かれている。 元は刑事だったが、「51案件」と呼ばれる不可思議な事件の調査に関わったために同僚と恋人だったヤクザを殺害され、彼女自身も身体を上下真っ二つに切断されるという致命傷を負ったうえ、身ごもっていた子供を奪われる。その後、両断された身体を草薙ぎの剣と呼ばれる聖遺物でつなぎ止め、自分から全てを奪った「仇」の情報を求めてエリア51に入る。 探偵で稼いだ金を用いてケイロンの延命治療を受けているが、経過は思わしくない様子。 キシロー マッコイの助手で河童。スーツにソフト帽を身に着けている。 日本で捕獲され、送られてからまだ日が浅く、エリア51については知らないこともまだ多い。常識的かつ、少々気弱な性格の持ち主。 実は河童族の秘宝である草薙ぎの剣を回収するために送り込まれた間者であり、キリマルの合流を待ってマッコイを殺す手はずであったが、エリア51内でさまざまな悪意や虐待に晒されてボロボロになっていた自分を拾ってくれた彼女を裏切れず、親友であるキリマルとの板挟みとなって苦悩する。最後は、敗れて致命傷を負ったキリマルを連れ、マッコイの前から姿を消した。 コルトM1911 マッコイが大事にしている骨董品の銃。元は恋人だったヤクザの持ち物であり、唯一の形見。サラマンダーとの戦闘中に、製造から100年を経た付喪神として覚醒し、意思を持つようになる。通称「パイク」。付喪神から放たれる弾丸は超常の力を持ち、自在に軌道を操作できるうえ、神や精霊といった普通の武器が通じない存在をも撃ち抜ける。 「最も長くその器物を使っていた持ち主」の人格が反映されるらしく、マッコイの恋人だった男と同じ思考・言動をする。弱点は連射するとすぐに力を使い果たしてしまい、魔銃としての力が回復するまでに数時間のインターバルが必要になること。 王子 「城」の女王に狙われた姫を砦に立てこもり、7人の小人と共に800年もの間、白雪姫を守り続けていたが、彼女の消滅により失業。マッコイに助手として拾われる。 性格は律儀で礼儀正しく、育ちゆえか少し世間知らずな面がある。仕込み杖の剣が武器。
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