矢部駅とは? わかりやすく解説

矢部駅

(相模仮乗降場 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/16 17:59 UTC 版)

矢部駅
南口(2021年5月)
やべ
Yabe
JH 25 淵野辺 (0.8 km)
(1.8 km) 相模原 JH 27
所在地 相模原市中央区矢部三丁目18
駅番号 JH26
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 横浜線
キロ程 29.2 km(東神奈川起点)
電報略号 ヤヘ
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
11,506人/日(降車客含まず)
-2023年-
開業年月日 1957年昭和32年)10月1日[1]
備考
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北口(2021年5月)

矢部駅(やべえき)は、神奈川県相模原市中央区矢部三丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)横浜線である。駅番号JH 26

東神奈川駅発着系統と、横浜駅経由で根岸線に直通する列車が停車する。

歴史

駅構造

島式ホーム1面2線を有する地上駅

橋上駅舎を有しており、駅の南側に南口、北側に北口が設けられている。駅舎内部には窓口、自動券売機自動改札機トイレ、新聞販売機などが設置されている。2008年4月からエレベーターエスカレーターの供用を開始した。

開業当初は単線区間に1面1線の片面ホームを持つだけの構造で、線路の北側にホームと駅本屋があったが、1979年の複線化に際して橋上駅舎が設置されて現在のような構造の駅となった。

JR東日本ステーションサービスが駅管理を受託している橋本駅管理の業務委託駅[2][5]お客さまサポートコールシステムが導入されており、一部の時間帯は遠隔対応のため改札係員は不在となる[3]。多機能券売機が設置されている[3]

のりば

のりばは南口側を1番線として、下表の通り。

番線 路線 方向 行先
1 横浜線 下り 橋本八王子方面[6]
2 上り 町田新横浜東神奈川横浜大船方面[6]

(出典:JR東日本:駅構内図

  • 根岸線への直通は日中は横浜駅の一つ先にある桜木町駅までで、桜木町駅から先の磯子・大船方面への直通は朝夕のみである[7][8]

利用状況

2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員11,506人である。

1975年度(昭和50年度)以降の1日平均乗車人員の推移は下表の通りである。

年度別1日平均乗車人員[統計 1]
年度 1日平均
乗車人員
出典
1975年(昭和50年) 3,353
1980年(昭和55年) 4,758
1985年(昭和60年) 5,781
1989年(平成元年) 8,487
1993年(平成05年) 10,266
1995年(平成07年) 10,336 [統計 2]
1998年(平成10年) 10,192
1999年(平成11年) 10,093 [* 1]
2000年(平成12年) [JR 1]10,096 [* 1]
2001年(平成13年) [JR 2]10,156 [* 2]
2002年(平成14年) [JR 3]10,265 [* 3]
2003年(平成15年) [JR 4]10,610 [* 4]
2004年(平成16年) [JR 5]10,735 [* 5]
2005年(平成17年) [JR 6]10,949 [* 6]
2006年(平成18年) [JR 7]10,978 [* 7]
2007年(平成19年) [JR 8]11,303 [* 8]
2008年(平成20年) [JR 9]11,324 [* 9]
2009年(平成21年) [JR 10]11,174 [* 10]
2010年(平成22年) [JR 11]11,178 [* 11]
2011年(平成23年) [JR 12]11,323 [* 12]
2012年(平成24年) [JR 13]11,480 [* 13]
2013年(平成25年) [JR 14]11,797 [* 14]
2014年(平成26年) [JR 15]11,890 [* 15]
2015年(平成27年) [JR 16]12,297 [* 16]
2016年(平成28年) [JR 17]12,505 [* 17]
2017年(平成29年) [JR 18]12,478 [* 18]
2018年(平成30年) [JR 19]12,395
2019年(令和元年) [JR 20]12,378
2020年(令和02年) [JR 21]9,209
2021年(令和03年) [JR 22]10,191
2022年(令和04年) [JR 23]11,093
2023年(令和05年) [JR 24]11,506

駅周辺

北口

南口

付記

  • 以前は、淵野辺駅から当駅の横を通り米陸軍相模補給廠まで通じる専用線があった。その名残で1990年代中頃まで北口側には専用鉄道の踏切や踏切の標識が撤去されずに残っていた。跡地は駐輪場になっている。
  • 当駅は、相模原市内の横浜線の駅ではエスカレーター・エレベーター設置が最後に施工された。
  • 隣の淵野辺駅との駅間距離は800mで、これは横浜線では最も短い。
  • 矢部駅の淵野辺寄りに歩行者専用の踏切が存在していたが、地下道が開通して廃止になった。この関係で、上りの快速は当駅に限り、45km/h以下に減速して通過していたが、2023年2月のホームドア設置に伴って減速運転は廃止された。

隣の駅

東日本旅客鉄道(JR東日本)
横浜線
快速
通過
各駅停車
淵野辺駅 (JH 25) - 矢部駅 (JH 26) - 相模原駅 (JH 27)

脚注

記事本文

  1. ^ a b c d 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』 II(初版)、JTB、1998年10月1日、78頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ a b 事業エリアマップ - JR東日本ステーションサービス.2021年9月14日閲覧
  3. ^ a b c 駅の情報(矢部駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2023年11月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月18日閲覧。
  4. ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '95年版』ジェー・アール・アール、1995年7月1日、186頁。 ISBN 4-88283-116-3 
  5. ^ No.274号 東日本ユニオンよこはま 駅業務執行体制の再構築等について提案を受ける” (PDF). JR東日本労働組合横浜地方本部 (2018年3月23日). 2018年6月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年1月24日閲覧。
  6. ^ a b 時刻表 矢部駅:JR東日本”. www.jreast-timetable.jp. 2019年3月7日閲覧。
  7. ^ 時刻表 矢部駅 横浜線:JR東日本”. www.jreast-timetable.jp. 2019年3月7日閲覧。
  8. ^ 時刻表 矢部駅 横浜線:JR東日本”. www.jreast-timetable.jp. 2019年3月7日閲覧。

利用状況

JR東日本の2000年度以降の乗車人員
神奈川県県勢要覧

関連項目

外部リンク





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