監督、主演決定
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「Crouching Tiger Hidden Dragon: ソード・オブ・デスティニー」の記事における「監督、主演決定」の解説
5月にはワインスタイン・カンパニーから、監督は前作でアクション監督を担当したユエン・ウーピンに決定し、ミシェール・ヨーとドニー・イェンの共演で2014年3月にクランクインすることが明らかにされ、同月に行われたカンヌ映画祭でウーピン監督とともに姿を見せたドニーが正式に参加することを公表。3人での共作は1994年の香港映画『詠春拳』以来となった。 そんななか、回想シーンでの出演を噂されていたチャン・ツィイーの事務所は、そのような話は聞いていないとし、アン・リーが監督ならば絶対に出演したはずと報道を否定した。 11月、国家新聞出版広播電影電視(ラジオ・映画・テレビ)総局が、続編の制作を認可した事を公示。今作では、若い男女がストーリーに関わる重要な人物となることがマスコミによって伝えられ、その役にホァン・シャオミンの名も挙がった。が、ユエン・ウーピン監督は単独インタビューに対し「この役にはもう少し若い新人がいい」とコメント、アメリカ人の脚本では中国文化への理解が足りないと、脚本の改訂とキャスティングに時間がかかりクランクインが延期されることを示唆した。 ウーピンはのちの取材に対し、当初ロケ地に反対したと言い、「中国は監督主義だがアメリカはプロデューサー主義。我々はスタッフの1人にすぎない。彼等にとって武侠は西部劇の世界観に通じると最終的に理解をした。そこで世界的な展開のために東西文化を融合させることになった。いわば武侠映画の西部劇化、または西部劇の武侠化ともいえる」と率直に語っている。 翌年2014年の1月には、ドニーの高額ギャラと付帯条件を制作側が受け入れられないため代わりにアンディ・ラウを起用すると、中華マスコミが一斉に報じた。が、即座にワインスタインは、続編の構想が浮上した時からミシェールとドニーを想定しており、彼ら以外の人選は考えられないと声明を発表している。
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