皇族への不敬発言疑惑とは? わかりやすく解説

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皇族への不敬発言疑惑

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/12 09:57 UTC 版)

中井洽」の記事における「皇族への不敬発言疑惑」の解説

2010年平成22年11月30日自由民主党逢沢一郎国対委員長みんなの党桜内文城 が、11月29日行われた議会開設120年記念式典において秋篠宮文仁親王と同妃紀子天皇・皇后着御起立して待っていたことに対し民主党議員野次を飛ばしたとして、名指し避けながらも批判行ったことが報じられた。産経新聞同日中に、「早く座れよ。こっちも座れないじゃないか」と野次を飛ばしたとされる議員中井だった旨を報じた中井11月30日産経新聞取材対し、「『早く座らないとだれも座れないよ』と言ったかもしれないが、秋篠宮殿下向けて言うはずがない副議長らに言った」と反論し、翌12月1日には、国会内において記者団に「隣の人しゃべっただけだ。(着席されるよう)『宮様伝えていないのかね』と申しあげた」と述べた式典の進行予定では、秋篠宮同妃と議員は一旦着席することになっていた)。また、秋篠宮殿下お入りになってから遅刻したやつが十数人いたぞ。いくらでもあるぜ」との発言報道された。 民主党側も「『立たせていては両殿下に失礼ではないかと言った」としている。民主党内では岡田克也幹事長が、「私が知る限り野次ったとか、そういうことではなかった」「10列ぐらい後ろにいたが、中井氏の声が響き渡ったとか、そういうことではない」と述べ一方で中井について「国会議員務めていることに無理がある」との指摘なされた自由民主党は「懲罰対象になりうる著しく品を欠く発言だ」と批判しみんなの党渡辺喜美代表も、「まずは中井氏土下座しておわびをすべきだ」と述べた12月1日、両党はたちあがれ日本共同中井対す懲罰動議提出した。この問題対し全国右翼団体が「国賊中井洽議員糾弾実行委員会」を結成し2010年12月26日に約100台の街宣車350人の運動員集めて中井選挙区である三重県伊賀市名張市街宣デモ活動行った。そのため、中井予定していた新年会断念したまた、2012年平成24年3月12日午後に中井事務所広島県右翼団体幹部犯人元広県警察公安刑事右翼となり、その後逮捕された)を名乗って切断され小指と「天誅が下る」という趣旨の手紙が届けられたと報道された。

※この「皇族への不敬発言疑惑」の解説は、「中井洽」の解説の一部です。
「皇族への不敬発言疑惑」を含む「中井洽」の記事については、「中井洽」の概要を参照ください。

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