皇室と六甲高山植物園
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 03:46 UTC 版)
「六甲高山植物園」の記事における「皇室と六甲高山植物園」の解説
六甲高山植物園は、その学術性から皇室の訪問(行幸・行啓)をたびたび受けている。 1958年には上皇が皇太子時代に訪れた。上皇が皇太子時代に訪れた時に、園内に架けられた吊橋には「プリンス・ブリッジ」と名づけられたが、その後老朽化により2回架け替えられた。2代目からは吊橋ではなくなったが、2代目の橋は木製の装飾により、現在の3代目は装飾のワイヤーにより吊橋の雰囲気を出している。 1971年には今上天皇が立太子前の学習院初等科在学中に訪れた。 1981年には、昭和天皇が神戸ポートアイランド博覧会視察のため、神戸を訪問した際に当園を訪れた。園内には昭和天皇の行幸記念碑が設置されている。また、昭和天皇は満開のエンコウソウ群落に特に関心を示した。昭和天皇の帰京後、宮内庁を通じてエンコウソウの譲渡の要請があり、30株が皇居吹上御苑に献上・移植された。 園内には皇室三代訪問時の記念植樹もある。
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