皇室と御料牧場
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「宮内庁下総御料牧場」の記事における「皇室と御料牧場」の解説
1881年(明治14年)と1882年(明治15年)には明治天皇の下総種畜場行幸があり、2度とも馬車を使用せず出発(赤坂仮皇居)から還幸までの4泊5日の行程で37.5里(約140km)の道程を乗馬で過ごされ綿羊の放牧、野馬の捕獲状況等を見学した。1885年(明治18年)の宮内省移管後は日本唯一の宮廷牧場として、皇室の御料牧場に対する関心も強まった。太平洋戦争後の御料牧場は御料馬や供奉馬の生産、御料用の畜産加工品をはじめ生肉、鶏卵、菜類の生産供出が主要となった。 皇族の来訪が相次ぎ、戦後の1951年(昭和26年)10月20日には順宮、清宮両内親王が一泊して場内を見学、芋掘りやキノコ狩りを行ったほか、1953年(昭和28年)、昭和天皇・香淳皇后、皇太子(現在の上皇明仁)が行幸啓し飼養動物や農作業の状況見学した。
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