御料

デジタル大辞泉

ご‐りょう〔‐レウ〕【御寮／御料】

読み方：ごりょう

《家督・配偶などの、料となるべき人（候補者）の意。「寮」は当て字》

１ 「御寮人」の略。「嫁—」

２ 貴人またはその子息・息女をいう尊敬語。人名の下に付いて接尾語的にも用いる。

「—きこしめして」〈曽我・三〉

「万寿—」〈太平記・一〇〉

ご‐りょう〔‐レウ〕【御料】

読み方：ごりょう

１ 天皇や貴人が使用する物。衣服・器物・飲食物など。

２ 「御料地」「御料所」の略。

３ 「御料人」の略。→御寮人(ごりょうにん)

４ 寺社の供物。

５ 天皇・院に関する「ため」の意の尊称。

「初めの日は先帝の—、次の日は母后(ははきさき)の御ため」〈源・賢木〉

歴史民俗用語辞典

御料

読み方：ゴリョウ（ｇｏｒｙｏｕ）

（１）天皇や貴人の所有物を指す尊敬語。
（２）寺社の供物を指す尊敬語。
（３）御料所の略。

地名辞典

御料

読み方：ゴリョウ（ｇｏｒｙｏｕ）

所在 北海道増毛郡増毛町

御料

読み方：ゴリョウ（ｇｏｒｙｏｕ）

所在 千葉県富里市

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

ウィキペディア

御料

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2014/11/09 09:07 UTC 版)

• 御料所
• 御料 (富里市) - 千葉県富里市の地名

関連項目

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御料

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/05/19 07:08 UTC 版)

「和宮親子内親王」の記事における「御料」の解説

国立歴史民俗博物館の『旧高旧領取調帳データベース』には、山城国葛野郡川島村のうち70石余が「元和宮御料」として記載されている。

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「御料」の例文・使い方・用例・文例

• 王室御料地.
• 御料理出前仕候｛おりょうりでまえつかまつりそうろう｝
• 御料馬車
• 世伝御料
• 律令制以前において,皇室の御料田