御斎神事(おいみしんじ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/01 21:49 UTC 版)
「忌宮神社」の記事における「御斎神事(おいみしんじ)」の解説
例祭は12月15日である。その前の12月7日夕刻から15日暁までは「御斎祭(おいみさい)」として、境内に注連縄を張り巡らし、一般の人の参拝をできないようにし、神職も境内の外へ出ないという厳重な物忌みが行われる。御斎神事中は深夜に様々な秘祭が行われる。この間、神職は風呂に入れず、髭も剃れない。また、日々の食事も制限され粥と漬け物、お湯だけで過ごし、15日暁の忌明けと同時に身を清め、例祭に備える。神事の開始を告げる境外摂社守宮司神社での板神楽神事を始め、御衣・御神宝調製、三朝神事、全神職の海中潔斎、御衣・御神宝奉納の御祭が主な祭である。長門一の宮である住吉荒魂本宮でも概ね同様の神事が行われる。
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