御新造

デジタル大辞泉

ご‐しんぞ【御新^▽造】

読み方：ごしんぞ

「ごしんぞう」の音変化。

「長倉の—が意外だと思ったように」〈鴎外・安井夫人〉

ご‐しんぞう〔‐シンザウ〕【御新造】

読み方：ごしんぞう

他人の妻の敬称。古くは、武家の妻、のち富裕な町家の妻の敬称。特に新妻や若女房に用いた。ごしんぞ。

「吉どん。—さんがもう起きなさいって」〈藤村・桜の実の熟する時〉

丁寧表現の辞書

御新造

読み方：ごしんぞう

名詞「新造」に、接頭辞「御」がついたもの。

» 「新造」の意味を調べる

丁寧表現の辞書はプログラムで機械的に活用形や説明を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ。

難読語辞典

御新造

読み方：ゴシンゾウ（ｇｏｓｈｉｎｚｏｕ），　ゴシンゾ（ｇｏｓｈｉｎｚｏ）

やや身分ある人の新婦の尊敬語

隠語大辞典

御新造

読み方：ごしんぞ

1. （名）（※「名詞」の略か）もと旗本の妻をいふ、転じて商家の女房に用ゐらる。「しんぞ」は未婚の処女なるも、－は既婚。

分類 東京

御新造

読み方：ごしんぞう

1. 二十前後の娘又は若き人妻をいふ。御新造様、御新様などいろいろに転じたる詞あり。嫁入りの際、居間を新造すとの事より起ると。

隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

御新造

出典:『Wiktionary』 (2020/06/23 04:10 UTC 版)

名詞

御 新 造（ごしんぞう）

1. 下級武家の妻女。「御新造様」。口述では「ごしんぞ」「ごしんぞさま」などと称する。

関連語

• 類義語: 御寮人、奥様、女将、妻