発生と被害の想定、防災とは? わかりやすく解説

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発生と被害の想定、防災

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/10 01:48 UTC 版)

日向灘地震」の記事における「発生と被害の想定、防災」の解説

地震調査委員会2005年報告では、四国比較的近い日向灘北部震源とする1968年地震 (M7.5)のタイプ場合高知県沖の島最大震度6弱四国南西端、宮崎市延岡市など宮崎県沿岸平野部震度5強となると推定した一方九州比較的近い宮崎市東方沖が震源考えられている1662年地震 (M7.6)のタイプ場合宮崎県沿岸平野部最大震度6弱、その周囲などで震度5強となり九州では前者よりも強い揺れになると推定した宮崎県による2003年地震被害想定では、地震調査委員会よりも陸地寄り地域震源域設定し同県沿岸平野部最大震度6強、地盤の弱いところでは局地的に震度7となると推定した。また津波は、日向灘南部震源とする場合南郷町5m超、日南市で4.2mをはじめ各地で3 - 2m波高宮崎市で20km3、日向市で15km3、延岡市で14km3が冠水する一方日向灘北部震源とする場合新富町で4.9m、日向市で4.2mをはじめ各地で4 - 2m波高日向市で24km3、延岡市で19km3、宮崎市で12km3が冠水する推定した。また被害最大ケースで、宮崎県内の死者910人、重傷者約1,800人、長期避難者157,000人、建物被害全壊大破23,000棟、建物焼失16,000棟などと推定した。 この想定に対して宮崎県は、平成18年度2004年度)の防災計画において、平成27年度2015年度)までの10年間に想定死者半減させることを目標として、防災意識啓発自主防災組織支援耐震化推進津波避難啓発全市町での津波ハザードマップ作成などを計画している。 また、鹿児島県による1995-1996年の地震被害想定では、宮崎県よりも地震の規模大きくM7.8と設定し同県内では大隅半島種子島などの地盤の弱いところで震度6弱になると推定した。また被害同県内で死者260人、建物大破約3,500棟、建物焼失3棟などと推定した

※この「発生と被害の想定、防災」の解説は、「日向灘地震」の解説の一部です。
「発生と被害の想定、防災」を含む「日向灘地震」の記事については、「日向灘地震」の概要を参照ください。

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