略歴および作風
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/09 04:30 UTC 版)
コンピュータ専門学校卒業後、派遣社員として働きながら近畿大学法学部通信教育部を卒業。2001年フランス書院ナポレオン大賞を受賞し、受賞作の『いもうと。 -Sweet&Bitter-』(ナポレオンXXノベルス)で同年12月にデビュー。ナポレオンXXノベルス休止後は、新たに創刊された美少女文庫にて引き続き作品を発表し、現在はレーベルの主力作家の1人として精力的に作品を発表している。恋愛要素の強いストーリーに、調教的な要素が多くちりばめられるのが特徴。 また、若月凛名義で官能小説を執筆している。 2006年以降は一般向け小説も発表するようになり、主としてライトノベルのレーベルで精力的に作品を発表している。一般向けにおいては、男女入れ替わり要素 (TSF) のラブコメディをメインとした作風となっている。 一般向けの執筆を始める前には新人賞に投稿していた時期もあった。 ペンネームはフランス書院の担当者による命名で、当初は自分が付けたペンネームを使用できないことに抵抗があったものの現在は気に入っているとコメントしている。 「ジュブナイルポルノの女王」の異名を持ち、本人もプロフィール等で自称することが多い。これは実際に作品の売り上げが大きいこと及び同じジャンルで競合する女性作家が殆どいないため。 自著『文章を仕事にするなら、まずはポルノ小説を書きなさい』において「(男性キャラが複数の女性キャラと肉体関係を持つ)ハーレムものは生理的に受け付けない」と述べている。理由は「男性の浮気にしか思えない」からで、無理をすれば書けないことはなく実際に何作か書いているが嫌々書いているのを読者が見抜くのかピンヒロインものと比べるとあまり売れないと言う。
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