界面活性剤とは? わかりやすく解説

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界面活性剤

【英】: Surfactant, Detergent
液体気体固体などのうち、2つ物質境界である界面働いて境界面の性質変化させる物質例えば、と油のように異なった性質同士混じりやすくするもので、洗剤主成分であることが知られている。また、生体内存在し細胞膜などを構成しているレシチンや、植物界広く分布するサポニンなども界面活性剤の仲間である。

界面活性剤の分子構造は、その分子の中に親水性くっつきやすい)の部分親油性(油とくっつきやすい)の部分をもち、洗剤では、親水性部分くっつき親油性の部分汚れくっついて水の流れにのって、汚れを落とす。また、に溶かしたときに電離しイオンとなるイオン性界面活性剤と、イオンならない非イオン性界面活性剤大きく分類される

主な性質として、表面界面張力低下作用浸透湿潤作用乳化作用分散作用、再汚染再付着防止効果起泡作用などがある。バイオテクノロジー研究では、生体由来の界面活性剤(バイオサーファクタント)の研究進んでおり、環境汚染対策医療農業など様々な分野用いられている。

細胞

バイオテクノロジー





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