界面活性剤
界面活性剤の分子構造は、その分子の中に親水性(水とくっつきやすい)の部分と親油性(油とくっつきやすい)の部分をもち、洗剤では、親水性の部分は水にくっつき、親油性の部分は汚れとくっついて、水の流れにのって、汚れを落とす。また、水に溶かしたときに電離してイオンとなるイオン性界面活性剤と、イオンにならない非イオン性界面活性剤に大きく分類される。
主な性質として、表面(界面)張力の低下作用、浸透・湿潤作用、乳化作用、分散作用、再汚染(再付着)防止効果、起泡作用などがある。バイオテクノロジーの研究では、生体由来の界面活性剤(バイオサーファクタント)の研究が進んでおり、環境汚染対策や医療、農業など様々な分野で用いられている。
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