甲子園名物「かちわり氷」とは? わかりやすく解説

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甲子園名物「かちわり氷」

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/18 13:41 UTC 版)

かち割り」の記事における「甲子園名物「かちわり氷」」の解説

阪神甲子園球場において販売されている「かちわり氷」は、スタンド売り子)や売店にて販売されている。但し、夏の高校野球開催期間中のみの販売で、プロ野球阪神タイガース試合当日通常販売されていない六甲山系地下水汲み上げたものであり、溶けた氷水飲んだり、額などに乗せて涼をとったりする。2日間かけてゆっくりと製氷する事で溶け込んだ空気徐々に抜け気泡少ない氷になるため溶けにくくなっている。 「カチワリ」が初め登場したのが1957年で、販売しているのは地元西宮市飲食店経営する梶本商店梶本商店は元々阪神甲子園球場たこ焼き用のフネ容器)に入れたかき氷販売していたが、この容器では氷が溶けてシロップが服を汚してしまうなどの問題があった。2代目である現社長子供の頃祭り露店でした金魚すくい持ち帰った袋の金魚見た初代社長がそこからヒント得てビニール袋に氷を詰めストロー付けて販売したところ、「飲み物であると同時に氷嚢としても使える」と評判となり大ヒットした。 発売開始当初は1袋5円であったかつては巾着状のビニール袋中に球場内でそのまま袋詰めしたもの販売していたが、現在は衛生面考慮して予め大阪市内工場袋詰めにしており、配送上の問題からビニール袋密閉された状態で販売されている。KKコンビ大活躍した1983年頃は1日1万5000袋が売れたが、現在では凍らせたペットボトル入り清涼飲料水台頭などに加えて阪神甲子園球場ではペットボトル持ち込み認められていることや、衛生面敬遠する人も増えたこともあって売り上げピーク時半分から三分の一にまで落ちており、夏の甲子園伝統であるカチワリ売上回復させようとする動き見られている。

※この「甲子園名物「かちわり氷」」の解説は、「かち割り」の解説の一部です。
「甲子園名物「かちわり氷」」を含む「かち割り」の記事については、「かち割り」の概要を参照ください。

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