現行の主要ルール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 14:27 UTC 版)
「バスケットボール」の記事における「現行の主要ルール」の解説
以下に記すのは主に国際バスケットボール連盟(FIBA) 及び日本バスケットボール協会(JBA)のオフィシャルルール による。 日本プロバスケットボールリーグ と、北米のプロリーグであるNBAはそれぞれ独自のルール を規定している。また、小学生が行うミニバスケットボールも、独自のルール が規定されている。 詳細は「NBA#NBA独自のルール」を参照。 5人対5人で試合を行う。3人対3人の3 x 3(スリー・エックス・スリー)もある。交代要員の数はその試合によって異なり、ホームチーム側に多く設定されることもある。例としてbjリーグではホームチーム15人、アウェイチーム12人である。 10分のピリオドを4回行う。第1第2ピリオドを前半、第3第4ピリオドを後半という。 第4ピリオドが終わったとき両チームの得点が同じだった場合は、1回5分の延長時限を必要な回数だけ行う。 ボールは手で扱わなければならない。ボールを保持したまま3歩以上歩くこと(トラベリング)、故意に足または腿で蹴ったり止めたりすること、拳で叩くことなど、からだの触れ合いおよびスポーツマンらしくない行為以外の規則に対する違反をヴァイオレイションという(詳細はヴァイオレイションの項を参照のこと)。 相手チームのプレイヤーとの不当なからだの接触やスポーツマンらしくない行為をファウルという(詳細はファウルの項を参照のこと)。 相手チームのバスケットにライブのボールを上から通過させるか、バスケットの中にとどまること(シュート、ショット)によりゴールとなり、規定の得点が認められる。2ポイントエリア(攻撃するバスケット側の3ポイント・ライン以内のエリア)からのフィールドゴールは2点、3ポイント・ラインより外側(3ポイントエリア)でのフィールドゴールは3点が認められる。フリースローによるゴールは1点である。 シュート動作中に守備側からファウルを受けるとフリースローが与えられる。そのショットが成功した場合は得点は認められ(バスケットカウント)、さらに1本のフリースローが与えられる。ショットが失敗した場合は、2ポイントエリアからのショットの場合は2個、3ポイントエリアからのショットの場合は3個のフリースローが与えられる。 プレイヤーがコート内でライブのボールをコントロールした場合、そのチームはコントロール開始から24秒以内にショットをしなければならない(24秒ルール)。 ゲームはセンターサークルで両チームのプレイヤーによりジャンプボールで始められる。前半は相手チームのベンチ側にある相手チームのバスケットを攻め、後半は攻めるバスケットを入れ替える。延長時限は後半と同じバスケットを攻撃する。 第2ピリオド(試合時間を参照)からは、オルタネイティング・ポゼション・ルールにより、オフィシャルズテーブルから遠いほうのセンターラインの外側からのスローインで始まる。 第一ピリオドは各チームのキャプテンが出場しなくてはならない。
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