現在のウクライナ軍
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/24 05:13 UTC 版)
「軍服 (中・東欧)」の記事における「現在のウクライナ軍」の解説
現代のウクライナ軍の軍服は、長らくソ連の支配下にあったことで、ロシア連邦軍のものと余り大差ない意匠となっていた。しかし、ロシアのクリミア侵攻を皮切りとしたロシアとの紛争とそれに伴う反露感情とナショナリズムの高まりから、2016年より軍服デザインを大幅に刷新。ロシア式特有のクラウンの高い帽子は低くなり、階級章はイギリス式・ドイツ式に改められるなど、西側寄りな姿勢が見られる。一方で、階級章にズプチャトカを盛り込む、略帽としてマゼープィンカを導入、儀仗大隊(ウクライナ語版)などの儀仗兵の礼装としてセルデューク師団の軍装を復活させるなど、ウクライナ人民共和国時代の意匠を復古させる取り組みも見られる。 独立記念日において、行進の先頭に立つ陸軍将校ら(2008年8月24日) 制服の陸軍大将(1997年7月) 儀仗隊(2001年6月) 独立記念日において行進する兵士ら(2008年8月24日) イラク戦争における完全武装の兵士(2003年8月21日) 海軍大将(2007年6月) 新制服の士官(2017年) 海軍水兵 陸軍第95空挺旅団所属の兵士ら(2012年7月16日) 迷彩服を着用した空挺部隊隊員(2010年5月9日) 儀仗大隊の陸軍・空軍兵士(2015年8月) ウクライナ国家親衛隊(英語版)儀仗兵
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