王妃の健康状態について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/02 07:12 UTC 版)
「シリキット」の記事における「王妃の健康状態について」の解説
近年は入院状態が続いており、国民の前に姿を見せる事はほとんどない。 2012年7月21日の朝、王妃が宮殿内で散歩していたところ、急に目まいがしたため、精密検査を受けた。診断結果は、脳の血流不全で、意識はしっかりしており言語障害もなかったが、しばらくの間は大事をとって静養すると発表された。3週間後の王妃80歳の誕生日式典には欠席し、同年12月5日のプミポン国王85才の誕生日式典も欠席した。2013年8月1日、プミポン国王と共に退院し、 国民からは喜びの声で祝福された。 2014年3月には左目の白内障の手術を受けた。 2015年5月からバンコクのタイ国立シリラート病院に入院した。その後プミポン国王と共に退院した際、王妃が通る道は人で埋め尽くされた。久しぶりに国民に姿を見せた。 2016年4月16日、熊本地震が起きた際、国王と王妃は天皇宛てに「陛下と日本の人々に心からお悔やみを申し上げたい」と記した書簡を送った。 2016年7月、王妃は肺炎と血液感染でバンコクの国立チュラロンコン病院に搬送され、治療を受けた。 2016年10月13日、プミポン国王が死去。明仁天皇はプミポン国王崩御に際して、シリキット王妃とタイ政府に弔電を送った。 2016年11月29日、王室当局は肺炎で入院していた王妃が退院し、宮殿に戻ったと発表された。 2017年3月、明仁天皇はベトナム訪問の帰途、タイに立ち寄り、プミポン国王の遺体安置所を訪問した。このとき、シリキット王妃とは、対面していない。 85歳の誕生日を迎えた2017年8月12日に公開された写真には、白髪になった現在の王妃の姿が写っていた。 2017年10月26日から行われたプミポン国王の葬儀には出席していない。
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