王妃と愛妾
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/18 04:53 UTC 版)
「ペドロ1世 (カスティーリャ王)」の記事における「王妃と愛妾」の解説
王子の時代、エドワード3世の次女ジョーンと婚約した。しかし彼女はフランスからの道中、黒死病によりバイヨンヌで急死した。 ペドロ1世は王妃ブランカ(ブランシュ)に対して不実であった。それは父アルフォンソ11世も同様であったが、父が王妃を冷遇するにとどまっていたのに対して、ペドロは王妃を幽閉し死に至らしめたのである。彼が誰はばかることなく情熱的に愛したのは愛妾のマリア・デ・パディーリャであり、彼はマリアと結婚していると主張した。ブルボン家のブランシュとは間違いなく正式に結婚していたが、その間にもカストロ家の女性フアナと結婚し、息子を生ませた後に捨てている。ペドロ1世が後宮の中で倦むことなく生涯愛し続けた女性はマリア・デ・パディーリャだけであった。
※この「王妃と愛妾」の解説は、「ペドロ1世 (カスティーリャ王)」の解説の一部です。
「王妃と愛妾」を含む「ペドロ1世 (カスティーリャ王)」の記事については、「ペドロ1世 (カスティーリャ王)」の概要を参照ください。
- 王妃と愛妾のページへのリンク