王妃となるまでの経歴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 05:16 UTC 版)
「エステル (聖書)」の記事における「王妃となるまでの経歴」の解説
ペルシャ王クセルクセス1世の治世のとき、王妃であるワシュティが王の命令に従わなかったということで、王は新たな王妃の候補者を探していた。そのころ首都スサに、エルサレムから連れてこられた捕囚民モルデカイというユダヤ人がいた。モルデカイは両親を失くした若い従妹のハダサ(ペルシャ名エステル)を娘として引き取っていた。「娘は姿も顔立ちも美しかった」(エステル記2:7)とあるように、エステルは王宮に集められた美しい娘たちの一人となった。そこで宦官長に気に入られ、王のもとに召されると王もエステルを気に入り王妃とした。エステルはユダヤ人という出自は王に明かさなかった。
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