玉木新雌
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/20 09:14 UTC 版)
玉木 新雌(たまき にいめ、1978年 - )は、日本のファッションデザイナーで播州織アーティスト。福井県生まれながら、理想の布を探し求めるうちに播州織に出会い、兵庫県西脇市に移住。播州織をアレンジした「新たな播州織」を生み出す[1]。2004年よりブランド「tamaki niime」 を立ち上げ、2年後の2006年には有限会社玉木新雌を設立。多彩な繊維機械を自ら抱え[2]、先染め技法である播州織の特色を生かして多色を使いむら染めするなどオリジナリティの高い糸で織り上げた柔らかい感触のショールが特に知られ経済産業省の「ザ・ワンダー500」にも選定され、海外での評価も高く地場産業であった播州織を世界ブランドにまで高めた。2015年、「はなやか関西セレクション 2016」受賞、同年「ひょうご女性未来・縹(はなだ賞)」受賞[3][4][5][6][7]。玉木に触発され、西脇市は、2017年11月現在、全国から若手デザイナーら研修生15名を受け入れている[8]。「新雌」はデザイナー名で「新しい女性像を提案したい」という意味が込められている[9]。
- ^ a b 産経新聞 平成25年3月11日(5面「ゆとり」)
- ^ a b WWDジャパン December4,2017 vol.2004
- ^ a b tamaki niime公式サイト - Profile
- ^ a b c d e f すごいすと - 播州織作家 玉木新雌さん
- ^ a b 暮らしとおしゃれの編集室(主婦と生活社)西脇市の地場産業・播州織ブランド「tamaki niime」の新工房兼ショップがリニューアルオープン
- ^ a b c d e 北播磨県民局 - 播州織メッセ!2017の開催
- ^ a b c d e COEUR Vol.41 2017年3月1日発行
- ^ 神戸新聞 miniにしわきVol.38 29.12月号
- ^ 神戸新聞 編集委員インタビュー「デザイナー玉木新雌さん」2011年2月7日
- ^ tamaki niime SHINBUN 2018年1月発行
- ^ a b c 神戸新聞 2018年9月13日夕刊 - 播州織 自前ブランド続々
- ^ a b c tamaki niime公式サイト - tamaki niime 百科[その一][その二]
- ^ Tapir - tamaki niime 玉木新雌
- ^ a b へそまち文化新聞 Vol.1 創刊記念号 2016年12月25日発行
- ^ 神戸新聞 2017年11月11日
- ^ a b c 神戸新聞NEXT - 無農薬綿花栽培拡大へ 播州織デザイナーが種配布 2017/4/15
- ^ 讀賣新聞 2013年11月28日「流行発信」
- ^ 讀賣新聞 2017年2月16日(播磨版 33面)
- ^ 繊研新聞 2016年9月15日(1面)
- ^ 神戸新聞 2016年9月8日(21面)「玉木新雌さん播州織ブランド 新店舗兼工房10日」
- ^ 神戸新聞 2016年10月4日(11面)内田尚典
- ^ 神戸新聞NEXT - 播州織の魅力、東京で発信 ファッションショーも 2017/2/21
- ^ 神戸新聞 KOBE miniにしわき 30.1月号
- ^ 無料イベントスペース フレッツ@メディアスタジオブログ - 三宮 ミント神戸6Fフレッツ@メディアスタジオのスタッフが兵庫県の地域情報
- ^ ガイヤの夜明け公式サイト
- ^ 価格com - 「ガイアの夜明け」 2012年10月2日(火)放送内容
- ^ 夢見るチカラ第9回「玉木新雌(播州織作家)×朝美絢」公式サイト
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