物語に登場する地名
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「この世界の片隅に」の記事における「物語に登場する地名」の解説
ここでは1944年ごろまでの状況を述べる。なお斜体部分は物語上の設定に関する記述である。
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物語に登場する地名
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/10 03:09 UTC 版)
原爆被災直後の広島市内を中心に物語が展開されるため、作品中には広島市民にとってはなじみ深い地名が多く登場する。 饒津公園:被爆の2日前、妻の墓参に来た「私」が帰宅途中で近くを通る。 泉邸:被爆して家を脱出した「私」が最初に避難し、想像を絶する被爆者の群れを目の当たりにする場所。ここで長兄や次兄一家と落ち合うが、炎が迫ってきたため川の対岸に避難する。 京橋川(作品中は「川」とのみ記される):泉邸に避難してきた「私」が、火災による炎熱で発生した竜巻が進んでいくのを目撃する。 常盤橋付近の土手:泉邸の対岸で近くには饒津公園や山陽本線の鉄道橋がある(右の地図参照)。被爆当日、泉邸から避難してきた「私」や次兄がこの近くで夜を過ごし、多くの人々の断末魔のうめきを耳にした。そしてかつて幼い日の自分がここで魚とりをしたことを思い出し、その時は「夢のように平和な景色」であったと感慨にふける。 東照宮:饒津公園より東にある。鳥居の下に被災者のための施療所や避難所が設けられており、女中にはぐれた姪が避難していた。「私」は傷ついた次兄の家の女中に付き添って門前の行列に並び、境内で次兄一家とともに2日目の夜を過ごすことになる。近くには練兵場があり、被爆後も兵士が吹くラッパの音が聞こえてくる。 西練兵場:爆心地近くに所在していた陸軍の練兵場で、多くの被爆者の遺体が放置されていた。馬車で避難中の一行が近くの空き地で文彦と無言の再会を果たす。 国泰寺:避難中の一行が、境内にあった巨大な楠が根こそぎ倒れているのを目撃する。 浅野図書館:市立図書館で国泰寺近くに所在。被爆で建物の外郭のみが残され、屍体収容所となっていた。 八幡村:広島市西郊の農村で一家の疎開先があった。3日目の夜遅くにたどり着いた一行が「悲惨な生活」を営む。 比治山:市内東部にある山で、学校から逃れてきた中学生の甥が級友とともに避難した場所。
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