火の王の眷属
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 02:13 UTC 版)
「火の王」イブリースの眷属。腐属性に強く水属性に弱い。存在には氣と地の属性が必要。 化燈籠(ペグランタン) 照明器具に憑依する悪魔。レベルは下級から中級。火が灯されると動き出し、生物(好物は人間の女)を食して燃料にする。その火が消えるか夜が明けると動かなくなる。 火蜥蜴(サラマンダー) 火に憑依する悪魔。「精霊(エレメンタル)」の一種で、爬虫類の姿で現れる。レベルは下級から中級。不浄王討伐の際に召喚された。 伽樓羅(カルラ) 声 - 村瀬歩 火の眷属。火に憑依する仏教系上級悪魔で、火の鳥のような姿で現れる。不死鳥(フェニックス)、鳳凰(ホウオウ)、朱雀(スザク)とも呼ばれる。強力な炎を操り、動物の細胞を活性化させる力を持つ。究極の再生能力を持つ悪魔の1つ。使役者は「伽樓羅焔(カルラエン)」と呼ばれる焔の力に加え、肉体への負担と共に使用者の生きた年月を焔に変え一切を焼き尽くす「劫波焔(ゴウハエン)」という大火焔の術を使用できる。契約者が何かを秘密にした時に生じる嘘や疑心のような芥を喰らう。 自身の存在と契約した理由についての秘密を代価として、不浄王を封じる力を貸す契約の元で明陀宗座主が代々使役していた。藤堂に喰われたことで2つに分裂してしまう。不浄王復活時に自身の存在が明るみに出たことで座主血統と交わしていた契約は失効したが、達磨自身と個人的に交わした契約に基づき竜士に力を貸す。その後は契約が切れたままになっているのか不明。 烏枢沙摩(ウチシュマー) 声 - 大河原爽介 火の眷属。火に憑依する仏教系上級悪魔。火天(アグニ)とも呼ばれる。伽樓羅よりも強力な炎を操る。穢れを嫌い、不潔を浄化滅却する力を持つ。加護を受けた者は火の輪を飛ばす「火車輪斬(カシャリンザン)」や、物質界すべてを焼き尽くす火球を放つ「火生三昧(かしょうざんまい)」を使用できるようになる。不浄王の旧敵。召喚には上級以上の手騎士10名以上が必要。 明陀宗の10人の僧正たち(150年の間に半分にまで減ってしまっている)に仕えている。不浄王討伐の際に召喚され明陀の騎士たちに炎の加護を与え、不浄城に突入した燐にも力を貸した。 火国の兵(ムスペル) イブリースが使役する溶岩のような外見の巨人。
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