澤野家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 01:08 UTC 版)
澤野 久子 - 松嶋菜々子 親戚の叔母。源造の妻、なつ、はな、ゆき、貞造の母。半年前に嫁ぎ先の源造の実家を空襲で失い疎開してきた。 京子とは、従姉妹同士で清太、節子(横川兄妹)の従姉妹おばにあたる。 京子に頼まれ清太と節子を預かり当初は好意的に接していたが、帰りを待っていた源造が戦死し清太達が持ってきた食料を自分の子供たちに与える為諍いが絶えなくなっていき、なつには「鬼」と比喩された。 終戦後は肩の荷が下りたのか、節子の遺骨が入ったドロップの缶をせめてもの供養と持ち帰り、なつに託している。 番組の冒頭2005年(現代)では 源造の戦死から満60年、久子は95歳と言う大往生を迎えて死去し、通夜 葬儀・告別式の後 久子の遺体は火葬場にて荼毘に付され火葬、なつ達遺族らによって遺骨が拾われた。 澤野 源造 - 伊原剛志 久子の夫、大工。なつ、はな、ゆき、貞造の父。 疎開先で赤紙が届き、1943年夏、「必ず生きて帰ってくる」と家族に伝え出征。その後、1945年にソルモン諸島のルバング島で玉砕し、利之により戦死通告が届く。 仕方なしとはいえ、なつに「鬼」と比喩されるまで久子の性格を歪ませた張本人である。 澤野 なつ - 井上真央 源造と久子の長女。 清太と節子死後、形見であるドロップの缶は60年後まで所持する事になる。 横川兄妹及びなつ本人や自身の妹弟(はな、ゆき、貞造)とは又従兄弟同士にあたる 澤野 善衛 - 要潤 源造の末弟で、なつ、はな、ゆき、貞造の叔父。足が悪く杖を使用している。 終戦後、老人に絡まれている清太を助けた後、久子に貯金を取り上げられそのまま家を後にする。 澤野 はな - 福田麻由子 源造と久子の次女。 澤野四姉弟の中で唯一、久子の葬式に参列していない。 澤野 ゆき - 飯原成美(老年期:喜多道枝) 源造と久子の三女。 澤野 貞造 - 堀江晶太(老年期:久保晶) 源造と久子の長男。
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