源氏物語の執筆の順序とは? わかりやすく解説

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源氏物語の執筆の順序

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/23 17:01 UTC 版)

紫のゆかり」の記事における「源氏物語の執筆の順序」の解説

「源氏物語の執筆の順序」とは、源氏物語成立過程について考察した論文である。当初以下のように学術雑誌2号渡って掲載された。 青柳秋生「源氏物語の執筆の順序 若紫の巻前後の諸帖について(上)」東京大学国語国文学会『国語と国文学』至文堂第16巻第8号通号184号)、1939年昭和14年8月、pp.. 10-28。 青柳秋生「源氏物語の執筆の順序 若紫の巻前後の諸帖について(下)」東京大学国語国文学会『国語と国文学』至文堂第16巻第9号通号185号)、1939年昭和14年9月、pp.. 16-31。 この論文はこれ以後青柳阿部)の見解源氏物語の巻に「原動力異にするふたつの系統存在」を認めつつも成立論的観点からの説明放棄するという方向大きく変わったこともあり(阿部講義の中で「あれは若気の至り書いたものだ」などと語っており、事実上撤回したものとされる同人著書・論文集には収録されことはなかった一方でその研究史上の重要性から源氏物語関係の既発表の主要論文などを集めた以下のような書籍くり返し収録されている。 『日本文学研究資料叢書 源氏物語 3』 有精堂、1971年昭和46年10月、pp.. 32-52。 ISBN 4-640-30019-0。 鈴木一雄編『国文学解釈と鑑賞 別冊 源氏物語 1 成立論・構想論』至文堂1982年昭和57年3月、pp.. 20-45。 今西祐一郎室伏信助監修加藤昌嘉・中川照将編集テーマで読む源氏物語論 4 紫上系玉鬘系-成立論のゆくえ-』勉誠出版2010年平成22年6月、pp.. 27-64。 ISBN 978-4-585-29006-3

※この「源氏物語の執筆の順序」の解説は、「紫のゆかり」の解説の一部です。
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