淳之介の仲間
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 03:17 UTC 版)
池田 諒子(いけだ りょうこ) 演 - 小倉星羅→大路恵美 淳之介の小学校時代の同級生。学校のマドンナだったが、鎌倉へ引っ越してしまい、一度は淳之介と別れる。 実は片桐の妹の孫であり、ピアノを片桐から習っていた。安吉が出征の際に、彼のためにF・ショパンの『別れの曲』を演奏し聴かせた。高校生の時に片桐の家で淳之介と再会し、付き合うようになる。音楽大学に進学してからは国分寺に下宿している。戦後はジャズバンドに入り、演奏活動を行なう。終戦直前に淳之介と一度は別れていたが、ジャズ喫茶となったカフェ・セ・ラ・ヴィで再会することになる。淳之介から結婚を前提に告白されるが、荒れた生活から立ち直った稔とジャズ活動を選んだ。 岩本 尚久(いわもと なおひさ) 演 - 西翔平→宮沢祐輔→関口知宏 淳之介の親友。諒子が好きで、小学生の時に淳之介にラブレターの代筆を頼んだが、皮肉にも、これが諒子と淳之介接近のきっかけとなってしまう。もっとも、彼自身は諒子の眼中にはなかった様子。本人に悪気はないようだが卑怯なところがあり、その場凌ぎに嘘をついたりするが、その度に周囲には呆れられている。 理工系のため召集されず、軍関係の研究所に勤務。様々な情報を聞きつけては淳之介に伝えていた。戦後は実家の建築業を継ぐ。 福沢 南(ふくざわ みなみ) 演 - 松田聡也→宮本大輝→池内万作 小学校からの淳之介の親友。 召集されるも、房総の部隊に配置されたために無事に終戦を迎える。戦後は弁護士の職に就く。 元から常識的なところがあり、(淳之介の小説が掲載された)婦人現代復刊を諒子に送ったという尚久の話を聞いたときは「バカ、アホ、無神経」と言い返した。 小川 安吉(おがわ やすきち) 演 - 坂本修聡→小磯勝弥 諒子の幼馴染。病で臥せっている父に代わって母が働きに出ている。弟が1人、妹が3人いる。 幼い頃は乱暴者だったが、諒子のために人形の家を作ってやるなど、優しい一面もあった。諒子へのラブレター代筆騒動で淳之介とも仲良くなるが、諒子が引っ越した直後に宮大工になるために新潟へ修業に出ていく。 淳之介とは恋のライバルでもあったが、諒子の淳之介への想いには気づいており、彼に諒子を託して出征。その半年後にあえなく戦死。
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