深水家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 00:57 UTC 版)
「ニッポンノワール-刑事Yの反乱-」の記事における「深水家」の解説
深水喜一(ふかみ きいち)〈72〉 演 - 笹野高史 喫茶店「bonnaro(ボナーロ)」のマスター。元科学捜査研究所技官。清春に特製ドリンクを与えている。 科捜研を定年退職した後に「ニッポンノワール」に引き抜かれ、彼らが人間の精神などを改造する人体実験を行っていることを知り断ろうとするも、星良を人質に取られていたために、やむを得ず承諾する。 清春らに施した「アルティメットプログラム」を作成し、同時に強化薬も完成させたが、新薬は十億円と共に行方知れずになったとされていた。星良が殺害された事件を機に組織を抜ける際に、咲良に危害を加えない代わりに「組織について口外しない」「強化薬を完成させる」という取引を交わしていた。 清春に飲ませていた栄養ドリンクは新薬の反発を緩和させるものであり、清春を組織から守るために才門と協力して偽の記憶を植え付けていたが、清春から頼まれたことで正しい記憶を戻し、アルティメットプログラムを実行した。 また薫からは銀行から盗まれた「ニッポンノワール」の資金十億円を託されており、被害者たちへの補償のために資金を使う約束をしていた。 深水星良(ふかみ せいら) 演 - 入山法子 ボナーロの写真に飾られている女性。深水の長女で、才門の恋人で薫の親友だった。 カウンセラーとして警察の極秘プロジェクトに参加していた。3年前にカウンセリングを担当していた宝生順平というベルムズの構成員に刺殺されているが、宝生は警察に保護されて顔を整形し「風間岳人」と名前を変えて「十億円強奪事件」に実行犯として加わっていたことが判明する。 「ニッポンノワール」が主導する人体実験に父・喜一が関わっていることを知り、喜一の制止を振り切る形で組織の実態を暴こうとして研究データを持ち出すが、組織の意向を受けた宝生に殺害され、研究データも奪われた。 深水咲良(ふかみ さら) 演 - 夏帆 フリーライター。深水の次女。 姉の死の真相を知るため清春の捜査に協力している。清春の留守中は克喜の面倒を見る。克喜から清春を好きなのかと聞かれてからは、清春を意識している。 第9話で、父が「ニッポンノワール」の研究に関わっていたこと、そのせいで姉が殺されたことを知りショックを受け、全ての真相を知った際は「組織と喜一がやっていることは更生でも何でもない」と強く非難した。 「ニッポンノワール」を告発する記事を書くが、どこにも掲載してもらえずインターネットにもアップできないことで困惑する。 SNSでライブ配信をしていた3年A組の元生徒に配信での告発を依頼するが、確実な証拠もなくインターネットで拡散することの危険性を彼らから指摘され、その時点では断念する。 その後、清春と名越が人体実験を受けた証拠として超人的な格闘能力で闘う場面に遭遇し、清春の頼みでその場面をライブ中継し、「ニッポンノワール」の存在を世間に告発することに成功した。
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