津田伸吾殺害事件関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/29 06:25 UTC 版)
「追憶の夜想曲」の記事における「津田伸吾殺害事件関係者」の解説
津田家 津田 亜希子(つだ あきこ) 神戸市出身だが、現在は世田谷区太子堂で夫と娘2人と4人暮らし。35歳だが、容姿は十人並みで背も低く、第一印象はひたすら平凡な主婦といった感じで10歳は老けて見える。結婚前にも会計事務所に勤めていたが、2年前から緑川会計事務所でパートとして働いていた。 「津田伸吾殺害事件」の被告人。容疑を全面的に認めていながら、ひたすら減刑を望む身勝手な発言を繰り返す。 津田 伸吾(つだ しんご) 事件の被害者で殺害される。享年39。3年前にリストラされるまではコンピュータ・ソフトの開発を手掛ける会社で開発部長を務めていた。しかしその後は無職のままで、引きこもり状態で株式投資に手を出し、800万近くあった退職金は40万まで減っていた。 津田 美雪(つだ みゆき) 亜希子と伸吾の長女。長い髪で華奢な体をしており、病弱。13歳。 津田 倫子(つだ りんこ) 亜希子と伸吾の次女。話した相手の人となりを即座に把握してしまうようなところがあり、6歳とは思えない大人びた物言いと行動をとる。御子柴の冷たい態度や言葉にも全く動じず、「センセイ」と呼んで懐く。 津田 要蔵(つだ ようぞう) 70歳。伸吾の実父で亜希子の義父。元小学校教諭。5年前から太子堂区内の民生委員をつとめており、何度か住民に宝来の事務所を紹介していたよしみで、伸吾の事件も宝来が担当することになった。妻はとっくに亡くなっているが、長男・伸吾の他に次男・隆弘という息子夫婦と孫(男3人)がおり、一緒に暮らしている。亜希子のことは伸吾にはできすぎた嫁だと思っており、減刑を望んでいる。白髪で皺の目立つ顔をしているが、血色は良く艶もあり、シャツの上からでも筋肉質なのがわかる。勘が良く、人間に対する観察力も鋭い。 吉脇 謙一(よしわき けんいち) 亜希子が勤める緑川会計事務所の公認会計士で、亜希子が想いを寄せているという人物。伸吾と同い年。実は半同棲している恋人がおり、近々籍を入れる予定。すらりと背が高く、スポーツマンといった風貌で顎の線も鋭い。 斉藤(さいとう) 津田伸吾宅の隣に住む住人。派手な喧嘩や異変があったら知らせて欲しいと要蔵からお願いされていた。 成美(なるみ) 亜希子の実母。控訴審を傍聴しに来る。
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