汐文社とは? わかりやすく解説

汐文社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/15 17:13 UTC 版)

KADOKAWA > 汐文社
株式会社汐文社
CHOUBUNSHA PUBLISHING CO., LTD.
種類 株式会社
本社所在地 日本
102-0071
東京都千代田区富士見一丁目6番1号
富士見ビル1F
北緯35度41分52.2秒 東経139度44分39.2秒 / 北緯35.697833度 東経139.744222度 / 35.697833; 139.744222座標: 北緯35度41分52.2秒 東経139度44分39.2秒 / 北緯35.697833度 東経139.744222度 / 35.697833; 139.744222
設立 1976年昭和51年)11月
業種 情報・通信業
法人番号 9010001004899
事業内容 出版事業
代表者 三谷光(代表取締役社長)
資本金 1000万円
純利益
  • 4,856万円
(2025年3月期)[1]
総資産
  • 9億7,292万8,000円
(2025年3月期)[1]
主要株主 株式会社KADOKAWA 100%
関係する人物 吉元尊則(創業者)
政門一芳(元代表取締役社長)
小安宏幸(元代表取締役社長)
外部リンク https://www.choubunsha.com/
テンプレートを表示

株式会社汐文社(ちょうぶんしゃ)は、日本出版社。本社所在地は、東京都千代田区KADOKAWA連結子会社

概要

平和運動に従事していた吉元尊則が京都にて設立。1976年昭和51年)11月に、東京を本社として再度設立し、法人化京都時代に出版したものも、重版して在庫のあるものは販売している。おもに児童向けの教育書籍やドラマ・映画のノベライズ本の出版を手掛けている。

週刊少年ジャンプ』で連載されていたものの、広島の原爆という題材のため集英社では単行本が発売されなかった中沢啓治の『はだしのゲン』の単行本を「ホームコミックス」レーベルで1975年に発売し、同社の看板作となった。以後も絵本やノベライズを含む中沢作品のほぼ全てを一手に引き受ける。同レーベルではこの他、藤子・F・不二雄の『パーマン』や赤塚不二夫の『おそ松くん』などの刊行実績も持つ。

日本共産党系列の出版社とされ[2]部落解放同盟を批判する論調の本を刊行していたため、北九州市では、部落問題研究所の刊行物とともに、汐文社の発行図書が公共施設から排除されたこともある(1976年10月)[3]。かつて解放新書という叢書を刊行していた。

2007年平成19年)、吉元が60歳で社長を退任。政門一芳がその責を引き継いでいる。

2013年12月26日に株式会社KADOKAWAが発行済全株式を取得したと発表、KADOKAWAグループの一員となった[4]。KADOKAWAグループ編入後、本社所在地は文京区本郷から千代田区富士見へ移動した。

2016年6月28日に政門一芳が社長を退任。小安宏幸が社長に就任[5]

脚注

注釈

出典

関連項目

外部リンク





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「汐文社」の関連用語

汐文社のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



汐文社のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの汐文社 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS