民放ラジオ中継局
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/21 03:43 UTC 版)
もともと1964年4月にRBC琉球放送(現在は“RBCiラジオ”と呼称)が平良市下里(現在の宮古島市平良下里、1985年5月頃に平良市久貝(現在の宮古島市平良久貝)に移転、AM中継局廃局までそこから放送)に先島ラジオ放送局として周波数1150kc、出力500Wで開局。先島のみならず台湾北部までカバーしていた。1973年には閉局した英語放送局のコールサインだった“JORO”を引き継いだ。2001年に沖縄本島北部の名護ラジオ中継局が開局するまで、沖縄県内民放AMラジオでは唯一の中継局だった。 しかし近年、夜間に中国や朝鮮半島などの近隣外国の電波による混信で受信しにくくなったことから、2005年に総務省の事業として伊良部島にRBCiラジオとROKラジオ沖縄の中継局を設置。2局ともAMラジオ局であるが、AMでは難聴解消に効果がないため、FMによる中継局となった。 周波数(MHz)放送局名空中線電力ERP放送対象地域放送区域内世帯数開局日77.4FM沖縄 100W 430W 沖縄県 21,977世帯 2019年1月23日 82.7RBC琉球放送RBCiラジオ 470W 不明 1964年4月1日 84.1ROKラジオ沖縄 2005年4月1日 送信所:宮古島市伊良部(伊良部島) RBCiラジオは1964年4月1日 - 1978年11月23日の周波数一斉変更前は1150kHz、同日の変更後 - 2005年5月2日は1152kHzで放送。現行の中継局は同年4月1日に開局したが、同日 - 5月2日 2:00の放送終了までの1か月間は移行期間としてAM(宮古放送局・1152 kHz)とFM(伊良部中継局・82.7 MHz)のサイマル放送が行われた。
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