毛利元靖とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 毛利元靖の意味・解説 

毛利元靖

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/07 14:10 UTC 版)

毛利 元靖(もうり もとやす、1908年明治41年〉9月5日[1] - 1961年昭和36年〉9月18日[2])は、徳山毛利家第12代当主[3]

概要・経歴

1908年明治41年)9月5日山口県都濃郡徳山町において、旧徳山藩毛利家第11代当主・毛利元秀の長男として生まれる。

東北大学経済科卒業後、南満洲鉄道に入社し、本社総裁室管理課長代理、新京支社殖産課長、総務局管理課長などを務める[1]

1942年(昭和17年)5月に父・元秀が死去し、同年7月に家督を継承した。

1945年(昭和20年)10月に妻の毛利行子が死去。

1948年(昭和23年)3月に山口県公安委員となり、5月からは旅館「岐山」を経営し、1954年(昭和29年)12月に徳山商工会議所会頭に選ばれた[1]

KRY山口放送の創設に尽力し、初代会長を務めた。同社の敷地はかつての徳山毛利邸跡地の一角である。

1955年(昭和30年)から1956年(昭和31年)と1956年(昭和31年)から1957年(昭和32年)の二期にわたり、かつての旧領である徳山市に設立された、「徳山ロータリークラブ」第3代、第4代の会長を務めた[4]

1957年(昭和32年)5月14日設立の「防府ロータリークラブ」の特別代表に就任[5]

1961年(昭和36年)9月18日に死去。

系譜

  • 父:毛利元秀(1880-1942) - 旧徳山藩毛利家第11代当主。
  • 母:毛利庸子(1879-1964) - 南部利恭の長女。
  • 弟:宍戸広慶 - 宍戸功男の養子。
  • 妹:伊地知繁子 - 伊地知精の妻。
  • 妻:毛利行子(1916-1945) - 木辺孝慈の娘。
  • 長女:星野瓊子(1938-) - 星野敬二の妻。
  • 長男:毛利就擧(1939-2010) - 旧徳山藩毛利家第13代当主。
  • 次男:毛利就圀(1941-)
  • 次女:毛利応子(1942-)
  • 三男:毛利和三郎(1945-)

脚注

  1. ^ a b c 『人事興信録 第20版 下』(人事興信所、1959年)も3頁
  2. ^ 『山口県議会四年の回顧』(山口県議会事務局、1964年)34頁
  3. ^ 毛利氏(周防徳山藩家系)”. 世界帝王事典. 2022年7月17日閲覧。
  4. ^ 歴代会長・幹事”. 徳山ロータリークラブ. 2022年7月17日閲覧。
  5. ^ クラブ紹介”. 徳山ロータリークラブ. 2022年7月17日閲覧。
日本の爵位
先代
毛利元秀
子爵
徳山毛利家2代
1942年 - 1947年
次代
華族制度廃止



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  毛利元靖のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「毛利元靖」の関連用語

毛利元靖のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



毛利元靖のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの毛利元靖 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS