歴史資料館の主な展示品
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「郡上八幡城」の記事における「歴史資料館の主な展示品」の解説
金の弩標 関ヶ原の戦いなどでの功績を認められ徳川家康から拝した。第13代から第19代に渡り城主となった青山家に伝わる家宝で、10万石の格式を示したと言われている。馬の首に付ける弓具(弩標)を飾り物に仕立てた物で、行列の先頭に用いられた。 遠藤家の鎧 第2代・第4代八幡城主遠藤慶隆が、信長方について奮闘した姉川の戦いで実際に着用したと伝えられている鎧。相手の攻撃をかわし易くするため、胴の部分が少し山型になっている。 青山家の鎧 八幡城主青山家に代々伝わる家宝の鎧。八幡城本丸御殿におかれていたものを明治維新後八幡神社に奉納された。 見性院(山内一豊の妻)肖像画 土佐藩主山内一豊の妻で内助の功で有名な千代は、初代八幡城主遠藤盛数の娘として生まれた。後に縁あって一豊のもとへ嫁いだ。 郡上八幡城合戦絵図 慶長5年(1600年)遠藤慶隆と稲葉貞通との間で壮絶な戦いが行われた様子を絵図にしたもの。(八幡城の合戦) 日本一(霊府神) 第18代城主青山幸哉が江戸下屋敷(現在の東京都港区青山)に住んでいたころ暴風で倒れた大木の中から「日本一」の文字が出てきたことから、これを霊府神として祀ったもの。 青山家領地目録 青山家は宝暦騒動後郡上に入部した。領地は4万8,000石。郡上一円(157ヶ村)と福井県の大野・勝山(72ヶ村)鯖江(22ヶ村)まで広がり代官所も置かれていた。 金屏風(鷹の絵) 6枚2組になるこの屏風は城中にあったもので鷹の絵が描かれており駒井源琦(こまいげんき)の作と言われている。
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