歴史資料の指定とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 歴史資料の指定の意味・解説 

歴史資料の指定

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/05 03:08 UTC 版)

重要文化財」の記事における「歴史資料の指定」の解説

1975年昭和50年)の文化財保護法改正により、新たな指定分野として「歴史資料の部」が新設された。「歴史資料の部」の重要文化財新規指定1977年昭和52年)に初め行われ、この時は「長崎奉行所キリシタン関係資料」(東京国立博物館)と「春日版板木」(奈良市興福寺)の2件が指定された。なお、従来絵画」「書跡・典籍」等として重要文化財指定されていた物件で「歴史資料の部」に移されたものもある。一例挙げると、仙台市博物館保管の「慶長遣欧使節関係資料」は1966年昭和41年)に「絵画の部」の重要文化財指定されていたが上述文化財保護法改正伴って歴史資料の部」に移され2001年平成13年)に歴史資料としては最初国宝指定受けている。 歴史資料として指定受けているものには政治家、学者などの歴史上の人物に関する一括資料古写真やその原板古地図、古活字科学技術関係資料産業関係資料などさまざまなものがある。人物関係資料としては高野長英間宮林蔵坂本龍馬大久保利通岩倉具視などの一括資料がある。科学技術関係では平賀源内エレキテル初期天体望遠鏡天球儀モールス電信機メートル原器などがある。産業関係では初期印刷機、製紡機鉄道車両などがある。

※この「歴史資料の指定」の解説は、「重要文化財」の解説の一部です。
「歴史資料の指定」を含む「重要文化財」の記事については、「重要文化財」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「歴史資料の指定」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「歴史資料の指定」の関連用語

歴史資料の指定のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



歴史資料の指定のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの重要文化財 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS