歌舞伎の主な作品
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歌舞伎の公式データブック『かぶき手帖 2005年版』(社団法人伝統歌舞伎保存会・松竹株式会社・社団法人日本俳優協会 3団体の共同編集|2005年3月3日発行)P.90豆知識に、明治以降の作者と主な作品として、以下4作品が紹介されている。4作品目の『らくだ』は榎本滋民演出版が平成時代になっても好評で、南座・歌舞伎座・大阪松竹座などで再演を重ねており、死体の「駱駝の馬太郎」は四代目片岡亀蔵の当たり役となっている。 『尾上伊太八(いだはち)』大正7年/1918年、東京・明治座にて初演。作:岡本綺堂、演出:岡鬼太郎。配役は原田伊太八:二代目市川左團次、尾上(後におさよ):二代目市川松蔦。 『今様薩摩歌(いまよう さつまうた)』大正9年/1920年10月、東京・新富座にて初演。配役は菱川源五兵衛:二代目市川左團次、笹野三五兵衛:二代目市川猿之助(当時)、千草屋娘おまん:二代目市川松蔦。 『深与三玉兎横櫛(ふけるよさ つきの よこぐし)』大正11年/1922年、東京・新富座にて初演。配役は与三郎:十三代目守田勘弥、おとみ:三代目坂東秀調。 『眠駱駝物語(ねむるが らくだ ものがたり)』通称:らくだ。昭和3年/1928年、東京・本郷座にて初演。配役は手斧目の半次:十三代目守田勘弥、紙屑買久六:初代中村吉右衛門、家主佐兵衛:六代目大谷友右衛門。
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