歌舞伎の当たり役
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「坂田藤十郎 (4代目)」の記事における「歌舞伎の当たり役」の解説
はじめ、女形として活躍したが、現在は立役、老役など幅広い役をこなした。祖父、父から継承した上方和事の第一人者であり、その華やかで艶のある芸風は衰えることを知らず、関西歌舞伎の発展のため後進の指導にも熱心であった。 『心中天網島』「河庄」「時雨炬燵」紙屋治兵衛 役 『義経千本桜』「すし屋」いがみの権太 役 『夏祭浪花鑑』團七九郎兵衛 役 『恋飛脚大和往来』「封印切」「新口村」亀屋忠兵衛 役 『廓文章』藤屋伊左衛門・夕霧 役 『梶原平三試名剣』(石切梶原)梶原景時 役 『祇園祭礼信仰記』(金閣寺)雪姫 役 『本朝廿四孝』「十種香」「狐火」八重垣姫・武田勝頼 役 『大津絵道成寺』藤の精、鷹匠、座頭、船頭、鬼 役 『桂川連理柵』「帯屋」信濃屋娘お半、お絹、丁稚長吉 役 『傾城反魂香』「吃又」お徳 役 『寿梅鉢万歳』 『汐汲』 『雁のたより』三二五郎七 役 『伽羅先代萩』「御殿」乳母政岡 役 『近江源氏先陣館』「盛綱陣屋」佐々木盛綱役 『良弁杉由来』「志賀の里」「物狂」「二月堂」渚の方 役 『男の花道』中村歌右衛門 役 『仮名手本忠臣蔵』高師直・早野勘平・おかる・大星由良助・寺岡平右衛門・戸無瀬 役(昭和52年11月中座公演では、足利直義・おかる・戸無瀬・力弥の四役を、平成4年2月国立文楽劇場公演では、師直・由良助・与市兵衛・定九郎・勘平・平右衛門・戸無瀬の七役を、平成11年3月松竹座公演では、師直・勘平・おかる・戸無瀬の四役をつとめている)。
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