七役
名字 | 読み方 |
七役 | ななやく |
七役
姓 | 読み方 |
---|---|
七役 | ななやく |
七役
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/24 19:48 UTC 版)
お染・久松・お光(所作事)・竹川・小糸・お六・貞昌の七役の代表的な拵え(扮装)写真を、後述した『参考資料』の2018年11月30日付け特別チラシ完成 のweb記事で閲覧可能となっている。 油屋娘お染 : 質屋油屋の娘で丁稚久松と恋仲。豪奢な花簪や総友禅の振袖を身につけている。 丁稚久松 : 油屋の丁稚に身をやつしているが、元は武士で主筋の石津家の為に、重宝の短刀「牛王義光(ごおうよしみつ)」を密かに探索中。 許嫁お光 : 久松の親代わりとなった「庵崎の久作」の娘で、久松の許嫁。歌舞伎での田舎娘の典型で緑系を着用。 奥女中竹川 : 久松の姉で、弟と同じく短刀紛失により切腹した父親の汚名をそそぐべく、重宝の短刀を探索している。 芸者小糸 : 柳橋の芸者で、道楽者の多三郎といい仲。黒地でスッキリと粋な姿。 土手のお六 : 竹川の昔の召使いで、夫・鬼門の喜兵衛と向島の小梅代地の莨(煙草)屋を営む、その日暮らしの貧乏人。お六の髪型は馬の尻尾と呼ばれる結び方になっている(歌舞伎女方『悪婆(あくば)』の代表的な役柄の一つ)。 後家貞昌(ていしょう) : 浅草瓦町の質屋油屋を営む後家で、義理(先妻)の息子・多三郎と娘お染の三人家族。
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