横森農機(イナダ農機)の関係者
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竹良と清一が1年生の夏休みに楽器を買う資金稼ぎのアルバイトをした農機具工場の人物。会社名は原作が「横森農機」、映画版が「イナダ農機」。 吉田工場長 バインダー工場長。富士男の寺の檀家で、その伝手でアルバイトを世話した。工員から「残業王」(映画版では「残業王子」)と言われるほど仕事が趣味のような人物。エネルギッシュで威勢がよく、仕事中は工員たちに大声で怒鳴っているが怖い人ではない。原作では年齢の見た目は「五十恰好」と記されている。 伊藤倫胤(いとうみちたね) 工員で原作では「24、5歳」の「小柄の一見さえない感じの人」と記されている。趣味はバタコ(オートバイ)と女。女を買いに行くため、オートバイに乗って讃岐山脈と四国山地を越えてはるばる高知まで足を運んでいるという(原作では本人の弁、映画版では同僚の話)。映画版では年頃の男子である竹良がまだ女性を知らないことについて「讃岐男の恥ぞ」などと言っている。オートバイに乗った姿は原作では竹良の想像にとどまっているが、映画版では工場にそれで通勤している描写がある。原作ではタバコはエコーを吸っている。 少年工員 竹良が受け持った仕事の前任者で、原作のみの登場。竹良に休み時間にしきりにタバコ(わかば)を勧め、竹良は「断り切れなくて」二、三度吸ってみたと記されている。また竹良とよくキャッチボールもした。 タイヤ取り付けセクションの工員 竹良の後工程を担当。原作のみの登場で「あんちゃん」と表記され、竹良が納品数を増やしても表情を変えないので「花曇りの空みたいな顔」と表現されている。休み時間のキャッチボールに加わることがあり、そのときは笑顔を見せていた。中学時代は野球部のエースだったという。
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