楽曲「ロング・グッド・バイ」とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 楽曲「ロング・グッド・バイ」の意味・解説 

楽曲「ロング・グッド・バイ」

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/23 04:13 UTC 版)

浅川マキ」の記事における「楽曲「ロング・グッド・バイ」」の解説

1968年蠍座公演のために寺山修司書き下ろした13作品の中の1つ作曲編曲山木幸三郎当初タイトルは「朝鮮人おじさんであった副題は『LONG GOOD-BY』。内国作品出典PO(出版者作品届)。 2017年現在音楽出版ジュンアンドケイ(JUN & KEI MUSIC PUBLISHERS, INC.)が出版者としてJASRACに登録。 JASRAC作品コード:094-5182-0。 1968年一人若者ノートを拡げ叫ぶようにして寺山の前で語りその内容触発され寺山書き下ろした作品である(浅川マキ、談)。 当時浅川マキ本作歌唱難色示したが、寺山本人から「マキがこの作品を唄わないならば、僕(寺山)が演出する意味が無くなる」と説得され唄う決意固めた作曲担当した山木幸三郎新幹線車中にて懊悩したという。蠍座での公演録音され、初のアルバムである『浅川マキの世界』ではB面にその殆どが収録されたが本作のみは東芝発表および録音拒絶1968年当時の公式な録音現存しない。音楽出版ジュンアンドケイは出版権を持つものの「詩・曲譜面データ社内資料現存していない」と2003年9月取材行った渕への問い合わせ回答している。 1968年披露以来蠍座最終日公演最後にロング・グッド・バイ」はその後10数年わたって再び唄われことはなかった。9分近い本作浅川マキ時折唄うようになったのは、1983年寺山死去して以降となった本作ノンフィクションであり、実名出てくること、また1968年当時〝更に重大な約束があり〟(浅川マキ、談)、以上の理由から今後録音出版される可能性極めて低い。但し浅川マキ生前ステージ公演にてアカペラにて披露される機会稀にあり、本作歌唱前には必ず発表まで詳細な経緯語られたうえで披露された。 2001年8月5日青森県三沢市寺山修司記念館』での開館4周年記念イベント『テラヤマ・ワールド2001 IN 三沢』(副題寺山修司と【賞】)では、第3部コンサートロング・グッドバイ』と題され浅川マキアカペラ寺山作品歌唱本作披露された。

※この「楽曲「ロング・グッド・バイ」」の解説は、「浅川マキ」の解説の一部です。
「楽曲「ロング・グッド・バイ」」を含む「浅川マキ」の記事については、「浅川マキ」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「楽曲「ロング・グッド・バイ」」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「楽曲「ロング・グッド・バイ」」の関連用語

楽曲「ロング・グッド・バイ」のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



楽曲「ロング・グッド・バイ」のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの浅川マキ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS