楽曲およびジャンル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 16:40 UTC 版)
「東京スカンクス」の記事における「楽曲およびジャンル」の解説
TOK\O $KUNX(以下たびたび単に「$KUNX」と略記)のレパートリーは全曲オリジナルで、「非ロックなルーツ音楽各種」と「ロックな音楽各種」との混成音楽が主体である。レパートリーの旋律面でのベースとなるのは欧米Trad各種および、Hillbilly, Bluegrass, Western, TexMex, DixielandJazz, NewOrleansJazz, WesternSwing, Jug, Skiffle等々。それらルーツ音楽で使用されるAcoustic楽器各種も用いながらPunk,Ska,Rockabillyあたりのノリでプレイする、というのが$KUNXの基本スタイルといえる。 当初はみずからの音楽性を Dixie-Cow-Punk'a'Skabilly などと表現していたが、Psychobilly的CowPunk風ナンバーがレパートリーの中核をなしていたため、世間的にはPsychobillyバンドとして認知され$KUNX側もそれを否定することなくロカビリー/サイコビリー系イベントへの出演を活動の中心としていた。しかし1990年代中期になるとサイコビリー・シーンには、スニーカー・半パン・長髪というスケートボード乗り同様の身形でハードコア風やメタル的な楽曲をプレイするバンドが増えたため、それらスケーター的「ロン毛サイコ勢」との差別化を意識して1994年より$KUNXは路線名としてRustic Stompを自称。 1996年にはDOG'GIE DOGG, LOS RANCHEROS, BANANA SHAKES, CLASSIC CHIMES といった楽器編成の似たバンドばかり集めた全9バンドのオムニバス・アルバム『RUSTIC STOMP 1996』の制作を主導し、その参加9バンドでラスティックという新ジャンルを立ち上げるに至った。同時に$KUNX主催で『東京ラスティックないと』という隔月イベントを下北沢のCLUB251で開催し(1996~1999)、ラスティック・ストンプ・ミュージックの普及・発展に貢献。
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